carrozzeria ディスプレイオーディオ「FH-780DVD」レビュー

カーDIY

carrozzeria「FH-780DVD」は、6.1インチWVGAモニター・CD・DVD・USBと多彩なメディア再生が可能なディスプレイオーディオで、リアカメラやリアモニターも接続可能です。

 

ナビ不要派に

ディスプレオーディオは、1DINの上位機種を購入する金額に少しプラスする程度なので、モニター内蔵を考えると買い得な機種です。

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本体・取付用スクリュー・接続ハーネス・USBコードが同梱されています。

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リアカメラ「ND-BC7」も同時に取り付けました。

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タッチパネルモニターは映り込みを押さえたノングレア仕様。

コスト重視からか感圧式を採用しているのでレスポンスはそれなりですが、ストレスになるほど悪くはありません。

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一番の不満点は赤外線式のリモコンが使えないことです。 ステアリングリモコンは別売りのアダプターで対応可能ですが、赤外線の受光部が本体に無いため増設も不可能です。

 

豊富な入出力端子を装備

ディスプレイオーディオなので入出力端子は豊富です。

3chオーディオ出力(フロント・リア・サブウーファー)・映像入力・リアカメラ入力 ・映像出力(リアモニター用)・AUX入力・ステアリングリモコン入力端子・USBと十分な拡張性能です。

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充実したオーディオ機能

オーディオの調整機能は充実しています。

イコライザーは8バンドを調整できます。設定はタッチパネルで行いますが、操作性は1DINオーディオと比較すると直感的に操作ができるFH-780DVDのほうが楽です。

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プリセットされたイコライザに加えて 自分で設定したカスタムが2つまで保存できます。

他にはラウドネス、サウンドレトリバー、バスブーストと1DINオーディオと共通の調整機能があります。タイムアライメントは付いていません。

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動画ファイルの再生

FH-780DVDではDVDビデオとUSBに保存した動画ファイルが再生できます。(DVD-Rで作成したメディアも再生可能でした)

動画ファイルの再生はファイル形式をavi、コーデックをDivXにする必要があるため、PCでのエンコード作業が必要になります。

変換した動画はスムーズに再生してくれますが、動画の読み込み時間は容量で大幅に変化します。1時間の動画(700MB)だと20秒ほど読み込みに掛かります。

 

その他の便利機能

MIXTRAX

これは、USBに保存した曲を連続再生してくれる機能で、大量の曲を聞き流すのに便利です。

曲と曲の間には自動でエフェクトが入り、自然な感じで曲を繋いでくれます。

また、1曲当たりの再生時間は60秒~180秒で設定可能なので、次から次へと聞く場合は短めに、サビの部分まで聞きたいときは長めに設定する…といったことができます。

 

壁紙設定

標準で数種類の壁紙がありますが、オリジナルの画像を壁紙として設定することも可能です。

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リアカメラ専用端子

リアカメラ専用の入力端子があります。

接続は一般的なRCA(黄色の端子)なので同形状なら、市販の色々なカメラにも対応します。

映像の切替はバック信号に連動しますので、リバースギアに入れると自動的にリアカメラの画像に切り替わります。(ガイドライン表示機能はありません)

夜間でもハッキリと見えます。

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面白い機能としてはメニュー画面のカメラアイコンを押すとバック信号に関係なく常時カメラ画像を表示させることが可能です。 たとえば、フロントにカメラを取り付ければコーナーカメラとしての応用もできます。

関連記事:リアカメラの取り付け

 

リアモニター出力端子

映像出力が1系統ありますので、リアモニター用としてフリップダウンモニターなどが接続できます。

 

まとめ

オーディオ機能に特化したモデルですが、一番の魅力はコスパの高さだと思います。

今やナビはスマホやタブレットで代用することができるので、ナビ機能を必要としないユーザーには20,000円前後で購入できる価格は非常に魅力的です。

外部リモコンが使えないところは惜しいですが、全体の作りは良いのでナビ不要派にはおすすめの機種です。

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