carrozzeria「DEH-970」 DSPで純正オーディオシステムの音質向上

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carrozzeriaのハイエンド・1DINメインユニット「DEH-970」を、純正オーディオシステムに組み込みました。

純正は使い勝手が良い反面、音響面は調整機能が乏しく詳細な補正ができません。

そこで、DEH-970に内蔵されているDSPを使い、純正オーディオシステムを残したままで高音質化をします。

DSPとは

DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)は、デジタル信号処理専用の演算LSIのことです。

オーディオの世界ではアナログからデジタルに変わり、このDSPにより音源を「調整」することが飛躍的に向上しました。

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画像:pioneer.jp

カーオーディオでのDSPでは、大きく2つの機能に区分されます。

一つは、90年代に流行った残響音(ホールやスタジアムなど)を付加して臨場感を出したり、音楽ジャンル毎に音域を強調する機能。

もう一つは、カーオーディオ特有の音響特性を調整する機能。

オーディオの本流である「Hi-Fi(High Fidelity:音源に忠実な再生)」からすると、カーオーディオはホームオーディオよりも音響特性にハンデがあります。

例えば…

・左右のスピーカーの中心で聴くことができない

・ツィーターやミッド、バスなどスピーカーの配置が離れている

・ガラスやインパネなど音を反射する材質が多い

DSPは、このような音響特性を「タイムアライメント・クロスオーバー・イコライザ」などで補正してくれます。

現在では、こうしたDSPを「デジタル・プロセッサ」または、単に「プロセッサ」と区別して呼ぶそうです。

純正システムにDSPを組み込む

インパネ形状と一体型になった純正ナビやオーディオは見た目が美しい反面、交換が困難になります。また、音響以外の機能はシンプルで意外と使いやすかったりと、純正ならではの良さもあります。

純正のシステムを活かしつつ、音響面を強化するにはDSPを組み込むのが最適です。

ホンダ純正ディスプレイオーディオ「WX-151CP」も、使い勝手は良いのですが音響調整機能が乏しいためDSPを追加することにしました。

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取り付けるのはDEH-970で、carrozzeriaのラインナップでは、ハイエンド・モデルに分類されます。

メインユニットとしてだけでなく、DSP機能も内蔵しているのが特徴です。

フラッグシップにはDEH-P01がありますが、DEH-970も多彩な音質調整能力を備えています。

そして、ハイエンド・モデルとしての機能は維持しながら、導入しやすい価格もDEH-970の魅力です。

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デザインは他の1DINモデルと同様。

レバー式キーと大型のロータリーボリュームが使いやすいです。

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付属品は、音響特性測定用マイク、ハンズフリーマイク、リモコン、スピーカー/RCA変換ケーブルなどです。

USBが2端子あるので、ケーブルも2本付属しています。

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付属のカードリモコン。

オプションのアダプターを追加すれば、純正ステアリングリモコンにも対応します。

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背面端子。

作動時は割と熱を持ちますので、大型のヒートシンクを中央に搭載しています。

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左側には、USBが2端子とAUX入力。

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右側にはステアリングリモコンアダプター入力、マイク入力、RCA出力があります。

RCA出力は、フロント+リア+サブウーファーまたは、ネットワークモードに対応したHIGH+MID+LOW出力が可能です。

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底面にあるDSP切替スイッチで、3-wayネットワークモード(NW)とスタンダードモード(STD)の2つの動作モードを切り替えます。

スタンダードモードは、一般的なフロント+リアの4スピーカーシステムや、サブウーファーを加えたモード。

3-wayネットワークモードは、3-wayマルチアンプやスピーカーシステムを組む場合に使用します。

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同じく底面にある、RCA入力のHIGHとLOWの切替スイッチ。

これは、接続する機器からの入力に応じて切り替えます。

RCA出力からの場合はLOWに、スピーカー出力からの場合はHIGHに設定します。

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DEH-970をDSPとして使用するために、スピーカー線をRCAに変換するケーブルが同梱されています。

便利なのですが、全体の長さやスピーカー側の分岐が短いので、少々使いにくいです。

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スピーカー出力からAUX入力に

純正オーディオからのスピーカー出力を、DEH-970のAUXに入力します。

車両側の配線を加工しない方法として、市販の24ピンカプラと逆カプラを組み合わせて、スピーカー出力を取り出します。

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写真右側の24ピンカプラを車両側に、左側の逆カプラを純正オーディオ側に接続。

フリーとなる純正オーディオ側からのスピーカー配線を、DEH-970のAUXに接続します。

注意したいのは、カプラにはステアリングリモコン用の配線がされていないことです。

純正オーディオをステアリングリモコンでコントロールする場合、車両側の配線を加工してスピーカー出力を取るか、別途カプラにステアリングリモコンの配線を追加する必要があります。

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配線のイメージ。

標準のオーディオスペースは2DINサイズなので、DEH-970用に1DINスペースを追加する必要があります。(DSPとして使うだけなら、グローブボックス内でも)

DEH-970からのスピーカー出力は、フロントにフルレンジ、リアにツィーターを接続。

フロントのみの構成としました。

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N-WGNの場合、アクセサリーソケットの部分が、ちょうど1DINサイズ。

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取り付け中…続きます。

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