TOMICA No.8 SUZUKI アルト(アルトワークス改造)

ホビー

軽自動車の中でも長い歴史のあるアルト。

トミカでも近年はアルトシリーズのリリースが続いています。

アルトと言えば久しぶりに復活した「アルトワークス」を思い浮かべる方も多いと思います。

 

スズキ・アルト&アルトワークス

1993年にワゴンRが発売されるまでは、スズキの主力車種であったアルト。

1979年に発売された初代アルトは47万円という低価格が幅広く支持され、軽ボンネットバンのベストセラーになりました。

スポーツモデルのアルトワークスは2代目から登場。

途中の6・7代目では一度消滅しましたが、8代目で復活を果たしました。

 

トミカではイメージカラーのレッド(初回限定仕様はホワイト)ですが、初代アルトのイメージカラーもレッドでした。

特徴的なヘッドライトはクリアパーツで再現されています。

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バックドアは2トーン仕様で開閉可能。

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アルトワークスへ改造

ノーマルモデルをベースとしてアルトワークスに改造をしました。

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ボディカラーはホワイトにしたかったので、塗装を剥離した後に全塗装をしました。

塗装落としには市販の「塗料はがし剤」を使用。

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適当なトレーの上に分解したトミカを置いて、塗装はがし剤をまんべんなく塗ります。

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しばらくすると…塗装が剥がれてきますので、水洗いをして落とします。

一度では細かいところが剥がれきらないので、この作業を何度か繰り返します。

モールドのなどの溝は針を使うと簡単に取れます。

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きれいに落ちた状態。

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塗装の密着性を良くするため最初にプライマーを塗ります。

プライマーとサーフェイサーが一緒になったものを使いました。

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下地処理が終わった状態。

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バックドアに装着されたスポイラーはタミヤのエポキシパテを使って作成。

速乾性のものは約6時間で硬化します。

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パテは取れやすいので瞬間接着剤で固定。

形を整えて最後に細かい傷を消したら、ボディと同様に下地処理をします。

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塗装はラッカー系で塗ります。

プラモデル用のスプレーを使いました。

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ベースのホワイトを塗ったら仕上げにクリアーを塗ります。

十分に乾燥させたら細部の塗装に移ります。

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細部塗装はアクリル系塗料を使います。

アクリル系塗料はベースのラッカー系塗料を侵食しにくいので、塗装後でも修正が容易です。

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塗装と一緒に剥がれてしまったデカールは、インクジェットプリンタで作れるデカールシールを使いました。

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パソコンでデザインして印刷をして、専用の糊フィルムを貼るだけでデカールが作成できます。

印刷を反転させるのがポイントで、トミカ用の小さいデカールも大丈夫です。

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完成したのがこちら。

標準のタイヤだと奥に入りすぎているので交換します。

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トミカのスポーツモデル用ホイールを塗装して装着。

(アルトはトレッドが狭いためS660用を流用)

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サイドのストライプテープはデカール作成が難しかったので塗装で処理。

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リアスタイル。

センタースポイラーが少し大きかったので塗装で明暗を付けて調整しました。

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内装では、バックドアのアームが目立つのでブラックで塗装しています。

シートはRECAROなのでノーマルとは形状が違いますが、あまり見えない部分なのでそのままにしています。

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実はアルトワークスのフロントグリルにあるスリットは縦ではなく横です。

そのままにしてありますが雰囲気は出ていると思います。

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トミカは本体がダイカストなので下地にプライマーを吹けば、あとはガンプラなどのプラモデルと同様の手順で塗装できます。

自作のデカールですが、クルマの雰囲気を出すには十分です。

 

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