carrozzeriaのCDメインユニット「DEH-490」は、1DINメインユニットのベーシックモデルで、CD・ラジオ・USBの再生が可能です。
充実した基本機能
イルミネーション切替機能があり、ブルーとレッドの2種類から選ぶことができます。
ディスプレイの文字はホワイトなので日中でも視認性は十分です。
イルミネーションは常時点灯式のためスモールライト連動はしません。
照度は標準ですと夜間の明るさを強く感じますが、ディマー機能を使って暗くすることができます。(調整は1段階のみでオート機能はありません)
また、ボタン操作でイルミネーション・表示を全消しする機能が付いています。
イルミネーション:ブルー
イルミネーション:レッド
ディスプレイは英数字表記のみ対応で日本語表示は非対応です。本語タイトルの場合はブランクとなります。
表示部分は時間やファイル名の他にスペアナ表示もあります。
USB端子はフロントに装備されていますが、短いUSBメモリを使用すれば突き出しはそれほど気にならないです。
USBにはiPhoneやiPodのコントロール機能もあります。iOS標準のミュージックアプリではディスプレイ表示や検索、曲順操作が可能です。
他のアプリではボリュームのコントロールができます。
Android端末でもMTP接続(Androidスマートフォンを繋いだ際、データのやり取りが出来る仕様のことです)に対応していますので、Android4.0以上であればコントロールが可能です。
プリアウトは1系統あります。
音質調整
音質調整ではイコライザー調整(5バンド・プリセットEQあり)、サウンドレトリバー、バスブースト、ラウドネスと多くの調整機能があります。
他にも、USB内の曲をシームレス再生をしてくれる「MIXTRAX」機能もあります。
まとめ
carrozzeriaの1DINオーディオではローエンドに位置する機種ですが、価格の割に機能が充実しています。オーディオレス車や純正からのシステムアップでは十分な性能を発揮してくれます。
良い点
・USB/CD/チューナー/AUXと幅広いメディアに対応
・モバイルオーディオやスマートフォンを接続してコントロールが可能
・ベーシックモデルでも音質調整やMIXTRAXなどの機能が充実
注意したい点
・イルミネーションはブルーかレッドの2パターンなので、クルマによっては合わない場合も
・気になる場合は、自由に変えられるバリアブルカラーモデルがオススメ
上位モデルのDEH-5100にはバリアブルイルミネーションが、さらにDEH-7100にはバリアブルイルミネーション・日本語表示・Bluetooth機能が付いています。
機能に応じて選べる幅広いラインナップも特徴です。