WX-151CP(WX-151Cと共通)には動画再生機能が付いています。
USB接続時に動画再生が可能となるので、再生する方法についてまとめました。
再生可能なファイル形式
サポートしているファイル形式はMP4、AVI、WMVの3種類です。また、マニュアルに記載されている各ファイルの規格は下記の通りです。
MP4
ビデオビットレート:15Mbps
フレームレート:15~30fps
最大解像度:1280×720
AVI
ビデオビットレート:15Mbps
最大解像度:1280×720
WMV
ビデオビットレート:10Mbps
フレームレート:15~30fps
最大解像度:720×480
それぞれのファイル形式に変換して試してみましたが、何れも問題なく再生されましたので相性の悪さ問題なさそうです。
なお再生デバイスはUSBメモリのみで、公式では32GBまで使用可能となっています。
ファイルの変換
ファイルの変換方法は色々とありますが、今回はフリーソフトの「XMedia Recode」を使用しました。
MP4の動画をAVIに変換してみます。
左上のファイル選択アイコンから変換したいファイルを選びます。形式はAVIを選択します。
ビデオの設定です。
ビットレートは1000~2000あたりで設定します。
オーディオの設定です。
解像度は基本的にオリジナルに合わせますが、Full-HDのような場合はMP4・AVIで最大:1280×720、WMVで最大:720×480とします。
設定が終了したらリストに追加してエンコードを開始します。
まとめ
過去に使った機種(carrozzeria・FH-780DVD)と比較すると、対応ファイル形式・再生解像度共にWX-151CPの方が上です。
また、再生時のファイル読み込みも早く、2GB近いファイルが再生開始されるまでの時間は7秒とFH-780DVDの約半分の時間でした。
画質については、HD(1280×720)までの解像度に対応しているので、ソースが高解像度ですと非常に鮮明な画質で再生されます。
今回試した範囲では、各ファイル形式とも音声の遅延やコマ落ちなどは発生せず、安定して再生されました。
再生時のインターフェースは少々使いにくいですが、動画メインでの使い方にも対応できる隠れた実力を持っている機種です。