暑い日のデスクワークに重宝するのがUSB給電の扇風機。
「USBデスクファン」はコンパクトでデザインが良いだけでなく、2枚の羽根で送風をする「2重反転羽根」を採用し、十分な風量を低騒音で出す機能的にも優れた扇風機です。
シンプルでコンパクトなデザイン
シンプルなデザインはさまざまな場所に合います。

画像:muji.net
スイッチは電源と風量調整を兼ねています。
風量は1=弱、2=強の2段階切り替え式。
水平~30°まで無段階の角度調整機能が付いています。
台座には4個所に滑り止めゴムが付いています。
製品はリズム時計工業㈱のOEMですが、自社ブランドでもデザインの異なる「Silky Wind」シリーズを販売しています。
背面のカバーは取り外し可能で羽根の清掃がしやすいです。
小さくても十分な風量と低騒音
十分な風量を出す仕組み
このデスクファンの特徴は「2重反転羽根」を採用しているため、コンパクトながら十分な風量と低騒音を実現していることです。
2重反転羽根とは船舶や航空機などに使われている技術で、同軸上に2組の羽根(プロペラ)を配置し各々を逆方向に回転させます。
こうすることで一枚の羽根が回転することによって生じるカウンタートルクを、もう一枚の羽根を逆回転させて相殺することにより、高効率と高出力を可能にしています。
デスクファンの羽根は前が7枚で後が5枚と前後で枚数が異なります。
後ろの羽根で周辺の空気を集め、前の羽根で風を整流しながら拡散しようする風を直進方向に束ねて送り出します。

後で空気を集め前から直進性の風を出します
使用時の音は小さめ
使用時はブーン…と音(風切り音)がしますが、かなり抑えられている印象です。
弱だと僅かに音がする程度で集中力を妨げるような大きさではありません。強にすると風量が増しますが音も若干大きめになります。
使用時の消費電力
【カタログ値】
弱=0.7W、強=1W
【実測値】
弱=約1W、強=約1.6W
1日6時間使用しても1ヶ月で約4円前後と省エネです。これなら電気代を気にすることなく使用することができます。
モバイルバッテリーでも駆動するのでコンセントが無くても作動するのが便利です。
まとめ
デスクトップで使用しています。
コンパクトなので脇に置いても邪魔になりませんし、角度調整機能もあるため自分に合った所に風を送ることができます。
値段は少し高めですが、それに見合う性能で使いやすいです。
良い点
・コンパクトだがデスクトップで使用するには十分な風量
・不快さを感じない低騒音
注意したい点
・滑りやすい面だと、まれに振動で動いてしまう(ゴムを違うものに交換すれば大丈夫)
・風が一転に集中するのが気になる場合は首振り機能付きを