タブレットホルダー「リヒター社:HEADREST TABLET KIT」を取り付けました。
リアシート用モニターとしてタブレットを装着する計画ですが、軽自動車とミニバンの両方に装着して検証をしてみました。
軽自動車(N-WGN)の場合
取り付け
ヘッドレストのシャフト部に固定するだけなので、特に難しくはありません。
シャフト部にマウントを合わせたら、ネジで締め付けて固定します。
シッカリと押さえつけるのでグラつきはありません。
マウントの向きとホルダー部の角度を調整します。
マウントはシャフト部に固定されるためシートの角度に依存しますが、タブレット自体はホルダー固定部のボールジョイントで角度調整ができます。
ホルダーをセットして完成です。
マウントを上下逆に取り付けると、シート後方に設置することもできます。
ホルダー固定部は360°回転します。
最近のタブレットは薄型なので、厚みに関しては十分な余裕があり、ケースを装着した状態でも大丈夫でした。
リアシートから見た状態
距離が近いので8インチでも十分な大きさです。
ミニバン(ステップワゴン)の場合
取り付け
シャフトがN-WGNよりも太いですが、問題なく取り付けできました。
しかし気になる部分が。
シートに厚みがあるため締め付け用のノブが当たってしまい、ヘッドレストがかなり上がった状態になってしまうことです。
機能的にはこのまま使っても大丈夫ですが、見た目が良くないので少し細工をしました。
締め付け用ノブのネジを調べたら「M6×50mm」でした。そこで同規格のネジをホームセンターで購入して取り替えます。
交換前後で高さはこれだけ低くなりました。
ネジの交換後はヘッドレストの位置が低くなり、さらにマウントを伸ばして固定することも可能となりました。
結果、標準よりもさらに中央寄りに設置することができます。
標準での位置
マウントを伸ばした状態での位置
標準での状態
マウントを伸ばした状態
サードシートから見た状態
セカンドシートでは十分な大きさですが、サードシートからでは少し小さい感じがしますので、9~10インチが良さそうです。
まとめ
1列目と2列目のウォークスルーを遮らない、絶妙なポジションにタブレットを固定することができました。
ガタつきも無くシッカリと保持してくれます。
私が使っているのはSIMフリータブレットなので単体で通信ができますが、Wi-Fiモデルでもスマートフォンのテザリングを使えば通信可能です。
また、価格の安い型落ちのタブレットを選ぶ方法もあります。
今後の課題としては…
音声
オーディオ側にBluetooth機能があれば車両スピーカーから音を出すことができます。
しかし装着している純正ナビ(VXM-145C)は、Bluetooth付ですが使えるのはハンズフリー機能のみ。
外部入力(AUX)はあるのでレシーバー経由で使う方法もありますが、音質や遅延が気になるので有線接続をします。
バッテリー
映画2本程度は持ちますが、長距離ですと給電が必要になります。
これはアクセサリー電源からUSBケーブルを延長して、給電しながら使用できるようにします。