リア用モニターがあると、長距離移動でも子供たちが退屈しないので重宝します。
今までは8インチタブレットをホルダーで固定して使っていましたが、画面を大きくしてDVDを見たいとの希望で、車載用モニターを取り付けることにしました。
DVD非搭載ナビへの接続
ナビゲーションにリアモニター出力があれば接続は簡単ですが、私が使っているナビゲーションはホンダ純正のVXM-145Cで、DVDやテレビ機能は非搭載です。
外部(VTR)入力はあるので、ここにDVDプレーヤーを接続すれば映像と音声入力が可能です。
リアモニター選び
リアモニターは大きく分けて、ヘッドレストにアームを使って取り付ける「アーム取り付けタイプ」とルーフに取り付ける「フリップダウン」の2種類があります。
それぞれのポイントは
アーム取り付けタイプ
・ヘッドレストのシャフト部に取り付けるので目線が低い
・モニターサイズは7~10インチ
・モニターとアームがセットになったモデルはコスパ抜群
・取付位置によってはウォークスルーの邪魔になる
フリップダウンタイプ
・ルーフにモニターがあるので目線は上向きになる
・モニターサイズは9~11インチ
・未使用時はモニターを収納可能
・車種別の取付金具が別途必要となる
・ルーフライニングに穴開けが必要
フリップダウンの方が取り付けた状態はスマートですが、実際には子供の身長(低学年と幼稚園)だと目線が上になるので、長時間の視聴だと疲れてしまいます。
子供たちにはヘッドレスト取り付けタイプの高さが、ちょうど良い目線のようです。
9インチモニターを選択
アーム取り付けタイプということで、carrozzeriaの9インチワイドVGAモニター「TVM-W910」を選びました。
7インチモデル(TVM-W710)もありますが、7インチだと3列目から見ると画面が小さいのと、TVM-W910の方が、アナログ2系統とHDMI端子を装備しているので拡張性が高く、MHL対応のAndroidスマートフォンやタブレットを接続することも可能です。
iPhoneやiPadなら「Lightning Digital AVアダプタ」を使用すれば接続可能です。
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アームと専用コードがセットになっているので、必要な物は一式揃います。
DVDプレーヤーは同じcarrozzeriaの「DVH-570」です。
今では国内メーカー製1DINタイプのDVDデッキは、Pioneerだけとなってしまいました。
DVH-570は映像出力が1系統しかありません。
今回はフロントとリアに映像を映すため、データシステムの映像分配器(1入力→3出力)を一緒に揃えました。
まとめ
リアモニターを選ぶ際は、視聴時に疲れないような位置と画面サイズを考慮するのがポイントです。特に子供が小さい場合は、ヘッドレスト取り付けタイプの方が良いと思います。
また、HDMI装備モデルを選べば、スマートフォンやタブレットを接続をして動画を映すこともできます。
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