スマートフォンで音楽を聴く機会が増えたので、手軽に高音質を楽しめるBOSEの「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」を購入しました。
手のひらほど大きさのスピーカーから迫力のある音を出す…BOSEの技術が凝縮されたコンパクトスピーカーです。
第2世代に進化
2013年7月に発売された初代から、2015年6月に第2世代に進化。
高音質や携帯性に優れたデザインはそのままに、使い勝手を高める改良がされました。
開封するとこんな感じに収納されています。
カラーはシックなブラック系の「カーボン」と明るいシルバー系の「パール」の2色設定。
同梱品は充電クレードル、専用電源アダプター、USBケーブル(1m)と最小限の構成。
取扱説明書は付属しませんので(左の書類は注意書きや保証関連とかの説明書)、BOSEホームページからダウンロードする必要があります。
携帯性に優れたサイズですが、重量は約670gと手に取ると、見た目の大きさよりもズッシリとした重量感を感じます。
外装は質感の高いアルマイト仕上げのアルミボディ。
スピーカーグリル中央にあるBOSEロゴは存在感があります。
背面も前面と同様のデザインですが、ロゴの有無だけでも印象が随分変わります。
シンプルな操作スイッチ。
Bluetoothで接続してしまえば、ボリュームも端末側でコントロール可能なので、再生中は特に操作することはありません。
micro-USBの充電兼リンク端子。
付属のACアダプターで直接充電ができますし、5Vの1.6Aなのでモバイルバッテリーも使えます。
本体下部のカバーをめくると充電池が装着されています。右下の端子は充電クレードルとの接点。
バッテリーは公称で10時間と初代の7時間から大きく向上しています。
充電クレードルの中央にもさりげなくロゴが。
付属の電源アダプター。
USBケーブルは市販品も使えます。
設定~視聴
接続はBluetoothで本体とペアリング設定するだけ。
再生してみるとサイズからは想像できないほど厚みのある低音が再生されます。
それでいて中高音域もしっかりと鳴っていて、低音から高音までの可聴域を上手にイコライジングさせている印象です。
全体的にはBOSEらしく低音寄りな感もありますが、実際にはポップスやクラシック、ジャズ、オーケストラ、サントラなど、どのジャンルもバランスよく再生してくれます。
音量を大きくしても音割れるすることもないので、リビングのような広い場所でも余裕で使えます。そして、携帯性の優れたボディと相まって、屋外や車載、TVや映画などさまざまなシーンで活躍しそうです。
気になった点としては、ソースによっては低音が強すぎる場合があるということ。本体に調整機能が無いので、送信側で調整することになります。
イコライザーがあるなら、フラットで聴くのが一番バランスが良いです。
まとめ
BOSE製品は過去に初代ウェーブレディオCD、SSS-1EXと使ってきましたが、それと同レベルの音質を、この大きさで可能にしたのはM3を聴いたときと同じくらいの驚きでした。
使い勝手も良いので、今後は他のオーディオの出番は少なくなりそうです。
価格は他のBluetoothスピーカーと比べると高めなので、購入するとなると少し躊躇してしまいますが、同価格帯のミニコンポを購入すると思えば、納得できると製品かと思います。
良い点
・サイズからは想像できない全域で迫力のある音
・シンプルな操作性
・小さいけれど存在感のあるデザイン
注意したい点
・ソースによっては低音が強すぎる場合も
(イコライザーを内蔵していないので、調整は送信側で)
関連記事:BOSE「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」のいろいろな使い方