カーオーディオの音質向上に効果的なドアのデッドニング。
その効果は高く、スピーカーの性能を十分に発揮させてくれます。デッドニングに必要な物を揃えた専用キットも多数販売されているので、DIYしやすいのも特徴です。
市販キットを活用
DIYならキット化されている物を使うほうが、必要な物が一度に揃うので無駄もなく最適です。使用したのは、エーモンの「ボーカルはっきりキット」と「ボディデッドニングキット」です。
施工前の状態。
標準ではドアパネルに小さな制振シートが1枚貼ってあるのみです。
鉄板の薄いドアパネルは共振しやすいので、制振材のレジェトレックスを貼っていきます。
スピーカー取り付け部には専用の吸音スポンジを貼り、スピーカー背面から出る逆位相音を抑えます。
ドアビームが中央にあると、吸音スポンジが分割になってしまいますので、そこにはエプトシーラーを貼ると良いです。
悩むのが、防水シートとサービスホールの処理。
プロは防水シートを剥がして、サービスホールを塞ぐ…のがセオリーですが、これは意外と難しく、オーディオに合せて適切な施工をしないと音が減衰してしまったり、かえってバランスを崩してしまうこともあります。
そこで、あえてサービスホールは塞がずに、防水シートのバタつきやビビリを抑制を主に施工しました。
carrozzeriaの「サウンドエンジニア」も、防水シートはそのままで施工するようになっています。簡易的ではありますが、効果はあります。
未施工なら、サウンドエンジニアを使うのが楽ですが、今回は既に他の部分に手を加えているので、防水シートのバタつきやビビリ抑制のみを行いました。
ホームセンターで販売されている、厚め(20mm)のスポンジテープを代用。厚めにした理由は、ドアライニングを取り付けたときに、しっかりと押さえつけるためです。
ドアライニング周囲に沿ってエプトシーラーを貼り、音もれを防止します。
ドアライニング内側にもレジェトレックスをポイントで貼り、その上に吸音材のシンサレートを貼りました。
シンサレートは非常に軽いので、ドアの重量増を最小限にしてくれます。
まとめ
スピーカーを交換しただけでは、その性能は十分に発揮できません。
より良い音で楽しむためには、周辺環境を整備するのも大切です。これは純正スピーカーでも同様ですが、DIYでもデッドニングを行えば、より良い音でカーオーディオを楽しめます。
プロにお任せするも良いですが、自分のクルマに合わせて音作りをするのも、愛着が湧いて楽しいものです。