Panasonic充電池「エネループ」と「充電式エボルタ」

家電

電池を使う機器は多いですが、消耗が激しいと乾電池の交換サイクルが早くいので、Panasonicの「充電式エボルタ」を使用しています。

 

「エネループ」と「充電式エボルタ」の違い

Panasonicの充電池(ニッケル・水素蓄電池)には、「エネループ」と「充電式エボルタ」のブランドがあります。

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画像:Panasonic.jp

 

エネループ:eneloop

旧三洋電機で開発され、2006年に発売された充電池ブランド。

充電池の欠点であった、自然放電や充電回数を大きく改善させたのが特徴です。

Panasonicに移った現在でもブランド名称は継続されています。

 

充電式エボルタ:EVOLTA

Panasonicが開発した、長持ち性能と10年の長期推奨使用期限を備えたアルカリ乾電池のブランドがエボルタ。

その充電池版が充電式エボルタです。

 

ブランドの主な違いは下記の通り。

 

・エネループは「くり返し使用回数が、充電式エボルタよりも多い

・充電式エボルタは「容量がエネループよりも多く、一回の使用時間がより長い

 

用途で選ぶなら、充電回数が多い場合はエネループ、使用時間を優先したい場合は充電式エボルタとなります。

 

また、両ブランドには電池容量・くり返し使用回数の違いで「お手軽モデル」、「スタンダードモデル」、「ハイエンドモデル」の3モデルがあります。

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画像:Panasonic.jp

 

エネループのお手軽モデルは、電池容量が少ない代わりにくり返し使用回数が約5,000回と突出しています。

また、充電式エボルタの各モデルは、エネループよりも電池容量が50mAh多いのが特徴です。

※電池について:Panasonicホームページの「電池なるほどアカデミー」

 

初めは充電池+充電器セットで

充電池も充電器も単体販売されていますが、初めて使うなら充電池と充電器がセットになったものがおすすめです。

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スタンダードモデルとお手軽モデルを比較すると約半分の電池容量です。

使うならスタンダードモデルを中心に、消費電力の小さい機器にはお手軽モデルを使用。

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充電器はエネループ・充電式エボルタ共通で使用でき、単3電池と単4電池が充電可能です。

急速充電対応モデルは標準モデルの約半分の時間で充電ができるため、使用本数が多い時に便利です。

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単4電池は一段奥にセットします。

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裏側のコンセントは収納式。

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LEDランプ付きモデルは充電状況が非常に分かりやすいです。

赤は20%以下

黄色は20~80%

緑は80%以上

100%充電完了で消灯します。

また、充電池の状態をチェックしてくれる機能もあって、黄色点滅で買い替え時期を知らせてくれます。

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単3電池を単1電池や単2電池の代用として使用できるスペーサーにも専用品があります。

機器側の形状により使用できないものが一部にあるそうですが、純正らしく作りは良いです。

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対応は「お手軽モデル」と「スタンダードモデル」のみで、高出力のハイエンドモデルは電池形状が異なるため使用できないとのこと。

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下側から充電池を挿入して、先端のツメで挟んで固定します。

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充電池を装着した状態。

乾電池も一応入りましたが、見た目で充電池と乾電池の区別が付かなくなるため、メーカーでは使用を禁止しています。

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100円ショップ製(左側)との比較。

純正と違いサイズが若干大きくフィッティングがイマイチ。

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使ってみたら…これは便利

こんな機器に使用しています。

 

毛玉取り器

意外と電池消耗が早いです。

Panasonic製の毛玉取り器は単2電池を使用するので、スペーサーを一緒に用意しました。

100円ショップ製のスペーサーはきつくて装着し辛かったですが、純正は乾電池と同じ感覚で装着できます。

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ラジコン

子供のラジコンは本体とコントローラーで合計7本も使用し、直ぐに終わってしまうので充電池が最適です。

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ワイヤレス式マウス

メーカーによって消費電力に差があります。

ロジクールのマウスは消費電力が非常に少ないので、充電池はお手軽モデルでも長持ちします。

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まとめ

購入するなら、くり返し使用回数と電池容量のバランスが取れていて、オールラウンドに使えるスタンダードモデルが良いです。

お手軽モデルは、くり返し使用回数こそ多いですが、電池容量がスタンダードモデルの半分となるため消費電力の少ない機器以外だと、結局充電回数が多くなってしまいます。

充電池は実際に使ってみると直ぐに便利さと手軽さが実感できます。

予備を用意しておけば交換も早いですし、最新のものは自然放電が抑制されているので、長期(1年)保管にも対応しています。

初期投資は必要になりますが長く使い続けることでコストメリットが生まれますし、買い置きが不要になるのも便利です。

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