取り付けを終えたダイヤトーン サウンドナビ。
次は重要となるサウンド調整作業を行っていきます。
調整用CDを使って
調整にはサウンドチューニングMasterの調整用スペシャルCDを使います。
接続確認やイコライザー調整に必要な音源を網羅していますので、手元にあると何かと役立つCDです。
調整方法についてはCar AV Pressの石田氏の記事で「DIATONE SOUND.NAVIの調整のコツ、教えます」が参考になります。
INFO画面からサウンドセッティングメニューに。
タイムアライメント設定では各スピーカーからの距離を入力。
クロスオーバー設定では、測定用アプリを使ってスピーカーの再生周波数を測定し、クロスオーバー値を決めます。
測定してみると10kHzで音圧の落ち込みがあるため、ここをクロスオーバー周波数に設定。
イコライザー設定でもアプリで測定してフラットになるように調整。
調整後の変化
実際の音を録音してみました。(ヘッドホンでの視聴をおすすめします)
環境は純正スピーカーとcarrozzeriaのツィーター(TS-T420)の組み合わせですが、解像度の高い音に変化しました。
過去に純正スピーカーの調整やデッドニングを実施してはいますが、純正スピーカーをここまで鳴らしてくれるダイヤトーン サウンドナビの高音質性能には驚きます。
PREMIモデルではありませんが、システムがシンプルであれば逆に設定が複雑になりすぎず、調整しやすいと思います。
一方で、低音域の不足やキレ、中高音域の艶やかさは純正スピーカーや後付けツィーターの限界を感じますので、やはりダイヤトーン サウンドナビの真価は、その性能に見合ったスピーカーを導入することで発揮されると感じます。
carrozzeriaハイエンドスピーカー「TS-V172A」に変更しました。