無印良品「ダイヤル式Bluetoothスピーカー」レビュー

無印良品

操作が「まわす」のみという、シンプル操作を極めた無印良品の「ダイヤル式Bluetoothスピーカー」

携帯性を重視した超小型のスピーカーですが、意外と侮れない実力があります。

 

「たまご」サイズ

ケースが透明なので店頭でも手に取るとその大きさが分かりますが、非常に小さいです。

 

電源・ボリューム操作がダイヤル式なので、外観にはスイッチやボタン類が一切ありません。

 

たまごと同じ、手のひらに収まる小ささ。

 

付属品は充電用USBケーブル。

小さいですが、連続使用時間は約3.5時間あります。

 

充電用のmicro‐USB端子。

左のマークはボリュームの最大位置を示しています。

 

 

グリーン・オレンジ・レッドの3色で、電源や充電状態を表示するLEDインジゲータが付いています。

 

底には滑り止めラバーが付いています。

製造は音響機器を手掛けるTEAC(ティアック)。

 

音質チェック

MJDBS-1でペアリングします。

 

 

構造上、低音域は望めませんが、中・高音域は意外とクリアな印象です。

また、リビングなど広い場所でも十分な音量が出せるアンプ能力があります。

 

スペック上の周波数特性は140Hz~16kHzとありますが、ピンクノイズで測定してみると下記のような特性でした。

 

500Hz~1kHzが高めですが、人間の声が平均500Hz~800Hzなので、ボーカル中心の曲やラジオ再生に向いています。

4kHz~16kHzも同様に高めなので音の明瞭感は感じられますが、低音域が極端に低いため音に厚みは感じられません。

全体的には軽い感じの音です。

 

音がこもっているようであれば、イコライザを調整してみると改善します。

 

 

取扱説明書記載のスペック。

 

まとめ

小さいながらも割と良く鳴っている印象です。

スマートフォンなどの内蔵スピーカーで聞くよりも、明瞭感のある音で楽しむ事ができます。

じっくりと聞く使い方よりも、作業BGMやPodcastなどを聞き流す使い方が、性能やスタイルとして合っていると感じます。

どこに置いても邪魔にならないサイズは携帯性も抜群に良いので、旅行や出張にも向いています。

 

良い点

・設置場所を選ばないコンパクトサイズ

・音質も意外と良い

・広い場所でも使えるアンプ能力

 

注意したい点

・軽めの音で、低音域の厚みは望めない

 

超小型サイズのBluetoothスピーカーとしては中々です。

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