S660にステアリングホイールカバーを取り付けました。
βは標準装備がウレタンステアリングのため、このステアリングを流用して本革仕様にします。
ステアリング ジャケット
装着するのは「ステアリング エクスチェンジキット」
車種別にステアリングの形状に合わせた専用設計品。
本製品はカバーではなく「ステアリングジャケット」と呼ぶそうです。
選んだのは、ブラック×オレンジステッチ仕様で、取り付けに必要なものは一式同梱されています。
革部分はブラックを基本として、アクセントで赤・青・茶を組み合わせられ、ステッチの色も選べます。
ステアリング形状に合わせてカットされています。
取り付け
内側に両面テープを貼っていきます。
これでステアリングに固定して、ステッチを縫っていきます。
ステアリング下部で位置合わせ。
位置を合わせたら全体を被せます。
ステアリングを包み込むように巻いたら、ステッチを縫っていきます。
右利きの場合は右側に沿って編んでいくと作業しやすいです。
ステアリングの「コブ」の部分や、繋ぎ目は少し伸ばしておくと隙間になりにくいです。
ウレタンステアリングには製造時に出来るパーティングライン(分割線)が中央にあるので、これを目印にしてカバーを寄せておきます。
できるだけ寄せて、両面テープで固定しておくと縫製が楽です。
4~5cm縫ったら、ステッチを順番に再度締め上げてカバーを合わせます。
(強く引きすぎて糸が切れないように注意します)
縫い終えたら、付属のヘラを使って余分をガーニッシュの隙間に入れていきます。
完成です。
作業はステアリングを取り外しての装着とありましたが、そのままでも何とかできました。
汎用ステアリングカバーと違い、フィッティングは完璧。
裏側もピッタリ。
取り付け前後での比較。
ステアリングのカバーを装着しただけですが、車内の印象が大きく変わります。
まとめ
専用品だけあり、装着後のフィッティングは完璧で後付感がありません。
やはり常に手を触れている部分は本革が良いです。
良い点
・専用設計ならではの完璧なフィッティングで革の質感も高い
・ステアリング交換に比べ、1/3の費用で済む
・設定車種が多い
注意したい点
・丁寧さが出来栄えを決めるため、装着に時間が掛かる
・裁縫は学校で習う程度(ボタン付け)の技術が必要。