コレクションから、トヨタ・カローラレビン(AE100/101型)のカタログ(1994年発行・後期モデル)をご紹介します。
※記載内容は本カタログが基になっています。
車名のレビン(LEVIN)は「稲妻」の意味。
FFコンパクト・スポーツカーとして、姉妹車の「スプリンター・トレノ」と共に生産されました。
エクステリア
先代よりもボリュームが増したボディは軽快さと引き換えに高級感を高めました。
GT-APEXのAPEXとは「頂点」の意味。
スーパーストラット・サスペンションや4A-GEエンジンなど、FFコンパクトスポーツの頂点としての意味があると思います。
スーパーチャージャー搭載の「GT-Z」
クーペの雰囲気を楽しむ「SJ」
90年代はバンパーを境とした2トーンカラーの設定が多かったです。
インテリア
上位モデルにはMOMOステアリングやレカロシートのオプション設定もありました。
当時のカローラシリーズはソフトパッド採用や凝った造形など、クラスを超えた質感の高さが特徴でした。
メカニズム
搭載されるエンジンは4タイプ。
4A-GEは、20バルブ化、VVT(可変バルブタイミングシステム)を採用し、パワー・扱いやすさ・燃費を向上させています。
・4A-GZE・1600㏄(170㎰)
・4A-GE・1600㏄(160㎰)
・4A-FE・1600㏄(115㎰)
・5A-FE・1500㏄(105㎰)
ABSはGT-Z、GT-APEX(SSサスペンション装着車)が標準装備で、それ以外はオプション。
エアバッグは全車オプション設定でした。
ラインナップ
主力の「GT」系とスタイル重視の「SJ」
最廉価の「S」はエアコンレス(オプション扱い)でした。
主要諸元表
主要装備一覧