長らくメインPCとしてNECの「VersaPro」を使ってきましたが、据置きで使うことが多いことから新たにデスクトップPC「Mate」に替えました。
新品で購入するとそれなりに費用が掛かることやスペックアップは後に行うことから、中古で安く揃えました。
NECの「Mate」はビジネス向けデスクトップPCの愛称です。
購入したのは2015年モデルのMate・タイプMBで、CPUはCORE i5-4590・メモリは6GBと、重い処理をしなければ十分なスペックです。
モニターもNEC純正の21.5ワイドディスプレイ。
いずれも使用感の少ない、程度の良いものを選びました。
メーカー筐体は、HDD・光学ドライブの交換やSSDの追加整備がしやすいように工夫されていいます。
手で回せるネジで固定されているカバーをスライドさせると、簡単にアクセスすることができます。
フロントパネルのツメを外してから手前に引き起こします。
このように起き上がるので、広々と交換作業をすることができます。
左側にストッパーがあるので、作業中に下がってくることもありません。
Mateはスリム筐体のため、PCIスロットはロープロファイルのみ対応しています。
SATA電源はATX・12Vの4ピン仕様。
3.5インチHDDは筐体に直付けされています。
この4か所のネジで固定されています。
Mate用に揃えたもの
SSD
体感速度が飛躍的にアップするSSDを追加。
システムはSSD、データ格納はHDDのハイブリッドで使います。
大容量SSDも購入しやすい価格になりました。
専用ソフトをダウンロードしてHDDからクローンを作成。
SATAに直接接続して作成しました。
SSDの固定マウントが無いので、とりあえずエアロパーツ固定用の3M・3㎜厚の両面テープを2枚重ねることで通気性を良くして固定。
ワイヤレスキーボード
ロジクールの「ワイヤレスキーボード・K270」
現在はK275ですが、型落ち未使用品を購入。
Unifyingレシーバー対応なので、1 つのレシーバーで複数のマウスやキーボードを使用できるのがメリットです。
ワイヤレスながら有線と大差ないレスポンスで中々使いやすいです。
PCスピーカー
Mate本体・ディスプレイ共にスピーカーを内蔵していないため、エレコムのUSBスピーカー「MS-P08UBK」を購入。
小型で圧迫感が無く、ながら聞きには十分な音質です。
後方にバスレフポートがあるので、一応低音域も出ています。
本体電源連動にしたかったのでUSB電源モデルにしましたが、ネックはPCからのノイズを拾ってしまうところ。
下記の改善を実施。
①本体側のボリュームを抑えて、OS側でボリューム調整する
②電源部にフェライトコアを取り付け
結果、ノイズ自体は消えませんが、再生中は気にならない程度まで改善できます。
フェライトコアを巻くと若干ノイズが低減されました。
マウス
VersaPro時代から使い続けている「M510」を引き継ぎ。
5年経過しますが、壊れずに長持ちしています。
まとめ
こんな感じでセッティングをしてみました。
購入費用としては、本体:9,800円、モニター:7,000円、SSD:3,780円、キーボード:1,000円、スピーカー:1,200円の合計22,780円でした。
ビジネス向けデスクトップPCのメリットは
・モニターを自由に選べる(大画面で作業効率向上)
・オフィス用途のため静音能力が高い
・基本OSのみでデータ量が軽い
・拡張性も一応ある
・Mateは中古流通量が多い
といったところでしょうか。
SSDとメモリの恩恵で動作はキビキビです。