コレクションから、ホンダ・シティ(GA型)のカタログ(1987年発行・前期モデル)をご紹介します。
※記載内容は本カタログが基になっています。
1986年10月に発売された2代目シティ。
初代の「トール・ボーイ」デザインから一転して、「クラウチング・フォルム」と呼ばれるロー&ワイドの低重心フォルムに変更されました。
初代トゥデイに似たデザインは、ホンダのクルマづくりの基本思想である「M・M思想:人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」が継承されています。
モデルを通してターボエンジンは設定されませんでしたが、1200㏄エンジン(マイナーチェンジで1300㏄エンジンに変更)と軽量ボディの組み合わせは軽快な動力性能を持ち合わせていました。
ラインナップ
初期は装備の違いで「GG」、「EE」、「BB」の3グレードが設定されていました。
サンルーフが標準装備のトップモデル「GG」
スタンダードモデルの「EE」
ポップなボディカラーも似合います。
ベーシックモデルの「BB」
メカニズム
初期モデルに搭載されたエンジンは4バルブ・SOHCの「D12A型」
通常4バルブ・センタープラグレイアウトはDOHCを採用しますが、ホンダはSOHCを採用しています。
この技術は「ハイパー 16バルブ エンジン」と名付けられ様々な車種に搭載されました。
インテリア
トランスミッションは5MTと4ATを搭載。
ゼブラ柄がアクセントのシートは後席のレッグスペースを確保するため、フロントのシートバックを湾曲する工夫がされています。
主要装備・諸現一覧