学生時代は吹奏楽部でトランペットを吹いていました。
社会人になってからは忙しくて音楽とは疎遠になっていましたが、休日を家で過ごす時間が増えたこともあり復帰してみました。
YAMAHA トランペット
ヤマハの管楽器第一号であるトランペット「YTR-1」が発売されたのが1966年。
所有している「YTR-236」は1977年~82年に生産されたモデルで、クルマではクラッシックカーの年代です。
しかし、クルマと同様に楽器もメンテナンスをしていれば現在でも普通に使えます。
ヤマハ製のトランペットは、第2ピストンのバルブケーシングの側面に品番と製造番号が刻印されています。
品番の「YTR-236」の意味は下記の内容です。
Y:YAMAHA
TR:TRUMPET
【1桁目】
1・2…カレッジモデル(学生向け)
3…インペリアル(上級モデル)
6・7…プロモデル
9…カスタムモデル
【2桁目】
3…B♭
4…C
5…D
6…E♭
7:G/F
8:ピッコロTP
【3桁目】
商品企画番号(発売順)
なので、YTR-236は、カレッジモデルのB♭モデルということになります。
※1982年以降は品番は4桁になっています。
トランペットのメンテナンス(部品交換)
定期的にオイル差し程度のメンテナンスはしていましたが、本格的に使うため部品交換をしました。
トランペットはメンテナンスが比較的容易です。
古いモデルでも部品が共通化されていることから、一般モデルであれば保守パーツもネットで購入できます。
トランペットの部位名称です。(詳細はヤマハHPに説明があります)

画像:jp.yamaha.com
主管・3番管のウォーターキイ部のスプリング比較。
比較してみると長年の劣化具合が良く分かります。
専用洗剤で本体を洗い、劣化していたコルク・フェルト・スプリングも交換しました。
メンテナンス品・ミュートを購入
自宅での練習がメインなので、迷惑とならないよう音を小さくする「ミュート」が必要です。
プラクティス(練習用)ミュートでは吹奏感と音程感の評価が高い「オクラミュート」を購入。
他にも曲練習用に「サイレントブラス」、メンテナンス用のお手入れセットを購入。
マウスピースも更新しました。
まとめ
20年のブランクは相当でしたが、1か月毎日練習を続けたら感覚は戻ってきました。
練習に便利な道具もネットで購入可能、プロの演奏やレッスンがYOUTUBEで見られる…現在は復帰の壁も高くありません。
便利な時代になったものだと実感しながら日々の練習に励んでいます。