以前から気になっていた真空管搭載のミニコンポ「SANSUI SMC-300BT」を購入しました。
SANSUI(サンスイ)のブランドで販売されるこのミニコンポはアナログとデジタルを組み合わせており、真空管の持つ独特な雰囲気や音質を手軽に楽しむことができるホームオーディオです。
余談ですが、カーオーディオでも真空管搭載モデルとしてPanasonicから「CQ-TX5500D」が発売されていました。
真空管とVUメーターを組み合わせた非常に珍しいモデルです。
SANSUI「SMC-300BT」
メーカー出荷状態で2重梱包となっていました。
ミニコンポなので幅:600mm×奥行:300mmあれば設置が可能です。
ベースとなっているのはこちらのメーカーの「MTB781」というモデルですが、フロントパネルのデザインやスピーカーはサンスイのブランドに合わせて専用品になっています。
外観は木目調シートですがウォルナット調の落ち着いた感じで、全体の雰囲気は悪くないです。
付属のスピーカーは2wayのバスレフ式。
サランネットは取り外し可能です。
ウーファー:110mm、ツィーター:38mm、インピーダンス:6Ω
ウーファーのコーン紙には和紙素材が使われています。
背面にはバスレフポート。
底にはゴム足が付いていますが、気になるようであればインシュレーターへの交換も良いです。
左側に真空管が見えるようにデザインされていて、各ソースの情報等は右側に表示されます。
天板にNFCがあるのでスマホとの接続も簡単。
シャンパンゴールドのフロントパネルはシンプルなシンメトリーデザイン。
SANSUIのゴールドロゴも似合います。
ボリュームは適度に重みのある操作感。
左側のダイヤルキーは入力切り替え用。
(CD ⇔ USB ⇔ ラジオ(FMのみ) ⇔ Bluetoothオーディオ ⇔ AUX・1 ⇔ AUX・2)
背面にはUSB入力があります。
頻繁に差し替える場合はUSB延長コードが使えます。
100円ショップのUSB延長ケーブルで問題なく認識しました。
付属品は電源コード・スピーカーケーブル・FMラジオ用簡易アンテナ・リモコン。
リモコンは薄型なので少し使い難いです。
FMアンテナ端子は「F型」ではなく「PAL型」です。
スピーカーケーブルは端末がはんだ処理されています。
真空管の雰囲気
電源ONで「PRE-HEAT」が表示され、10秒間カウントダウンで暖気を行います。
真空管をライトアップする演出がとても良い雰囲気を醸し出します。(真空管自体の光は小さいです)
真空管の横にあるディスプレイも何だかニキシー管のように見えてきます。
昼間はあまり目立ちませんが、夜など周囲が暗い状態になると発光がとてもキレイです。
インテリアとしても良いですね。
電源ON~再生を動画にしてみました。
低音~高音まで澄んだ音です。
まとめ
真空管ステレオと言っても、機能は最新のものを採用しているので使い難さはありません。
シャンパンゴールドのデザインはインテリアとしても品があり、SANSUIロゴとの相性も抜群です。
雰囲気だけかと思っていましたが、意外とオーディオとしての実力も高く全体的に満足できるものです。