Nintendo Switchで使用しているホリパッドのアナログスティックの反応が悪くなり、ZLボタンの戻りも鈍くなってしまいました。
ワイヤレスタイプは価格が高いので買い替える前に修理をしてみました。
ホリパッドの分解~修理
ゲーム機は特殊ネジで固定されていることが多いですが、ホリパッドもY字特殊ネジで固定されていました。
Amazonで専用ドライバーは販売されていますが、精密ドライバーのマイナスを使えば一応回せます。(ドライバーを押し付けながら回すのがコツ)
(手持ちに同じプラスネジがあったのでY字ネジは破棄して交換)
純正のジョイコン同様に、アナログスティックは使用しているうちに接点に削れたカスや汚れが溜まることで反応が悪くなってしまいます。
パーツ自体は分解できないので先の細い綿棒で汚れを取り、アナログスティックを動かしながらKUREの接点復活剤を塗布。
この接点復活剤は高性能で、ゴムやプラスチックに付いても影響がないので安心です。
ボタンの戻りが悪いトラブルは、ゴムパッドが裂けてしまい反発力が無くなっているのが原因でした。
これは専用部品のため代用品を使って修理をします。
修理方法はドナーとなる古いコントローラーを分解してゴムパッドを移植。
左がホリパッドに装着されていたもので、右が別のコントローラーに装着されていたもです。
中央が先端をカットしたもので、ほぼ同じ高さになりました。
接着剤は過去にバンパー加工で使用した多用途接着材を使いました。
ボタン外周に接着剤を塗布して固定。
念のため外周もホットボンドで固定しておきました。
まとめ
修理後は問題なく動くようになり延命成功です。(分解時点で保証が無くなりますのでご注意ください)
基本的にコントローラーは消耗品であり、ボタン反応の劣化は有償修理となります。