ライフも10年超となり、ルーフモールの劣化が目立ってきました。
補修部品が出る間に新品に交換をしておきます。
シール部分の状態を確認
ルーフモールを交換する際はシーラーのヒビ割れも確認しておきます。
(シール部分のひび割れが悪化すると雨漏りの原因になります)
ルーフモールは車体前後のピンで固定されていますのでスライドさせます。
前後ピンの間はゴムで嵌っているだけなので引き上げれば簡単に外れます。
やはり経年劣化でヒビ割れがありました。
これが悪化すると雨漏りの原因となります。
ヒビ割れの状態確認と処置のため汚れを落としますが、洗浄には使い古しの歯ブラシが便利です。
洗浄後は脱脂をしておきます。
リヤ側も大きくヒビが入っていますので全体的に処置をします。
シール材でヒビ割れを養生
シール材は量が多くても余ってしまうので少量品を選びました。
今回はホルツの「すき間シール剤」を使います。(色はブラックとクリアがあります)
ボディカラーがホワイトなのでクリアを使います。
クリアなので仕上がり時は目立ちませんが反面、施工時の見た目がわかり難いのが難点。
厚く盛りすぎるとルーフモールが嵌らなくなるので伸ばしておきます。
(このシール剤はヘラだと伸ばしに難いです。最終的に指で溝に沿って伸ばしました。)
外気温20℃前後であれば4時間の乾燥で硬化します。
ルーフモールの取り付け
モールは左右の形状が異なるので取り外したものと確認しておきます。
取り外しと逆の手順で取り付けます。
金具の広い部分にピンを合わせてスライドさせます。
大型ミニバンやステーションワゴンは更に部品が長いので、ボディに傷が付かないように金具をマスキングテープ等で養生しておくと安心です。
モールに浮きが無いか確認をして完成です。
まとめ
ルーフモールの交換はそれ程難しくはありません。
交換だけでなくシーラー部分の状態も一緒に確認しておくと雨漏りを事前に防げます。
今回はクリアを使いましたが、施工状態が分かり難かったので有色タイプを使っても大丈夫かと思います。(ルーフモールで隠れるので)