コレクションから、トヨタ・クラウン セダン&ステーションワゴン(S130型)のカタログ(1993年発行)をご紹介します。
※記載内容は本カタログが基になっています。
1987年にフルモデルチェンジとなった8代目クラウン。
ハードトップ・セダン・ステーションワゴン・ライトバンと多彩なラインナップを誇り、当時の好景気にも支えられて好調なセールスを記録。
人気はハードトップでしたが、セダンも法人やタクシーとしての需要から1995年までの長期にわたり生産継続されてきました。
オーソドックスな3ボックススタイル。
電動式フェンダーミラーが標準でオプションで電動ドアミラーが選択できました。
セダンには黒や濃紺色が似合います。
インストルメントパネルは操作系を中央に集中させたデザイン。
シートカラーは、ブルー・グレー・ベージュの3色設定。
ロイヤルサルーン系は後席の快適性を高めたシートを装備。
コラムシフト車は前席3名となる「ニューラウンジシート」を採用。
2000㏄~3000㏄エンジン、ガソリン・ディーゼル、フロアシフト・コラムシフトの多様な組み合わせ。
クラウンステーションワゴンは後にクラウンエステートが発売されるまでの、1987年~1999年の12年間生産された長寿ステーションワゴン。
実用性と存在感を両立したデザイン。
セダンと共通デザインのインストルメントパネルですが、ベージュ系の配色とすることで落ち着いた雰囲気に仕上げられています。
セダンの快適性はそのままに積載量を大幅アップ。
ユニークなのはラゲッジルーム下に格納されるサードシート。
逆向きに座りますがこれにより乗車定員はフロアシフト車で7名、コラムシフト車は8名と乗車定員だけであればミニバンと同じに。
実用性は低いですが、このようなサードシートの採用はクラウンステーションワゴンだけではなく当時は一般的でした。
搭載されるエンジンは直6・3000㏄・2500㏄、直4・2000㏄、ディーゼルターボの4種類。
ナビゲーションにも対応したエレクトロマルチビジョンをオプション設定。
セダン・ロイヤルサルーンGのみ電子制御エアサスペンションを標準装備。
運転席エアバッグはフロアシフト車のみオプション。
主要装備一覧
主要諸元