スマホのTPU(熱可塑性ポリウレタン)ケースは購入時こそ高い透明度でキレイですが、時間の経過とともに紫外線で黄色く変色してしまいます。
変色は数か月で目立ってくることもあるので、それならば事前に染めてしまおう…ということで「ダイロン マルチ」で染めてみました。
「ダイロン」とは
DYLON(ダイロン)とは、イギリスの老舗染料メーカーです。
中でも「ダイロン マルチ」は様々な物を染められるロングセラー商品でTPUケースも染めることができます。
こちらが現品です。
スマホの本体色(ミッドナイトグリーン)と合わせて濃いグリーンで染めます。
日本語の説明書は裏に貼られています。
TPUケースの染め方
先ずは必要な物を揃えます。
・ステンレスなどの容器(DAISOで購入)
・割り箸
・ビニール手袋
・新聞、布などの養生材
下記の順序で染めていきます。
①染料が飛び散っても大丈夫なように周辺を養生
②スマホケースを洗浄する
③約70℃の500ml~1000mlのお湯にダイロンマルチ 1gを溶かして撹拌する
④20分程度漬けておく
⑤水で洗い流して完成
こちらが染めた後のもの。
透明だったケースがキレイにモスグリーンに染まりました。(作業を繰り返すとさらに濃くなります)
iPhoneのミッドナイトグリーンとの相性も良さそうです。
こちらは4.7インチのiPhone SE系のケース。
後日、ネイビーでも染めてみました。
iPhone SE3のミッドナイトに装着。
まとめ
初めてでしたがキレイに染めることができました。
1か月ほど使ってみましたが使用や洗浄で色が落ちるということはありませんでした。
ほとんどのスマホでは透明TPUケースが販売されているので、例えばandroidのようにケース自体が種類が少ない機種でもダイロンマルチを使えば好みの色に染めることができます。
黄ばみが出てきたケースの再利用にもおすすめです。