ブラックフライデーセールで「fire HD8」タブレットが格安でしたので動画視聴用として久しぶりに購入しました。
12世代マイナーチェンジ版の2024モデル(メモリ3GB・ストレージ32GB/4GB・ストレージ64GB)が新たに追加されており、2022モデル(メモリ2GB・ストレージ32GB)がセールで6,990円と処分価格だったので購入。
純正電源アダプタとUSB-Cケーブルが付属。
デザイン
相変わらずの極太ベゼルなので旧世代端末感は否めませんが、ベゼル幅が均等幅になったため縦/横使用どちらでも違和感の無いデザインになりました。
シンプルな背面。
カメラはとりあえず付いているメモ撮影程度の性能です。
100均のタブレットスタンドとの相性も悪くないです。
側面は丸みを帯びているので持ちやすいです。
ステレオスピーカーは上部に配置されているのでスタンド使用時に塞がってしまうことはありません。
音質は中高音域が明瞭で思ったほど悪くない印象。
電源・ボリュームなどは右側に集約されています。
底面にはMicro-SDカードスロット。
「fire OS」の設定
独自の「fire OS」を搭載していますが、Androidベースなのでスマートフォンと同じ要領で設定可能。
広告の非表示は、アプリと通知 → Amazonアプリの設定
下に「広告」があります。
ここで非表示設定ができます。
購入時は旧バージョンでしたので最新バージョンにアップデートしたところ、新たにジェスチャーナビゲーションに対応していました。
あと全体の動作も若干スムーズになっています。
使ってみて
チップセットはローエンドの「MediaTek MT8169A」を搭載。
動作がワンテンポ遅れることもありますが一応許容できるレベルでもあります。
メモリ2GB仕様はOS含めて約80%使用中と余裕がないので、標準アプリ+αの範囲で使うのが良いです。
Amazon端末なのでGoogle Playストアは使用できません。
アプリの追加は専用アプリストアからダウンロードすることになりますが、アプリ自体が登録されていないものも多くて正直使い難いです。
とは言ってもGoogleツールは使いたいので、私はsilkブラウザベースで使用しています。
ホームには表示できませんが「お気に入りにピンする」とブラウザのトップページに表示されるので割と便利です。
解像度はHD(1280 x 800)のIPS液晶。
ブラウザの文字などに若干の粗さが目立ちますが動画視聴では全く気になりません。
難点はグレア画面なので映り込みが強いのと操作で指がつっかかる感じがするところ。
これはノングレアフィルムを貼ることで解決しました。
PDA工房さんのフィルムです。
映り込み低減とサラサラ表面でタッチ操作もスムーズ。
カット寸法が正確で画面よりも少し小さいため浮いてきません。
まとめ
FireタブレットはAmazonコンテンツを消費する事に特化した端末であり実際にプライムビデオやショッピングは普通に使えるので、最新スマートフォンやタブレットとのスペック比較は難しいところです。
ただし従来は低性能を許容できるだけのコストパフォーマンスが最大の売りでしたが、最近は格安Android端末との価格差が無くなってきているので必ずしもベスト端末とは言えないかも。
定価購入は厳しですが特売価格であれば購入アリの端末だと思います。