電装品を取り付ける際、通常はオーディオ裏やアクセサリーソケットから取り出しますが、ヒューズボックスにある専用端子からも電源が取り出せます。
そこでN-BOX(JF1・2)、N-WGN(JH1・2)、N-ONE(JG1・2)共通で使用可能なオプションカプラを自作しました。
取り付ける場所
運転席側にあるヒューズボックスの右側に6ピンコネクタがあります。
ここは純正アクセサリー(フォグランプなど)を取り付ける際に使用しますが、ここから常時電源・アクセサリー電源・イグニッション信号・イルミ信号が取り出せます。
※純正アクセサリーを装着している場合、既に接続されている場合があります。

製作に必要な部材
製作に必要な部材を用意します。
025型住友電装製非防水HEシリーズ6極Fコネクタ(メス)
コネクタとターミナルのセットです。hi-1000.comで購入しました。

・自動車用電線(0.5sq)
上記コネクタには0.5sqの電線を使用します。単色のコードに識別のタグを付けてもいいですが、分かりやすいように色分けをしました。

※「sq:スケア」とは電線の導体断面積のことで、面積(平方ミリメートル)を表す意味のスクエア(square)から来ています。
一般的な自動車用電線の場合、0.5sqでは約7Aの電流を流せます。0.5sqより太い0.75sqは約10Aの電流が流せます。
電線は実際の配線部位や周辺温度などで許容電流値が低下するため、接続する用品に対して余裕を持った太さを選ぶのが望ましいです。
0.5sqで消費電力84W、0.75sqで120Wまでとなっていますが、それぞれ70%程度以下で使用するのが安全です
・スプライス端子
アクセサリー電源を3口に分岐させるのため使用しました。2口なら専用のギボシ端子もあります。

・熱収縮チューブ
ドライヤーなどで加熱すると約半分まで収縮するチューブです。接続部の保護と絶縁で使用します。径も豊富なので使用する部分に合わせて使い分けます。

・低背ヒューズ(10A)
コネクタ部にはヒューズが装着されていないため通電されていません。そのため10Aの低背ヒューズを使用します。

作成手順
手順は一例です。
各電線を加工します。アクセサリー電源は3本に分岐させました。スプライス端子に銅線部分を入れてカシメます。

収縮チューブを通しドライヤーで加熱して密着させます。

ターミナルをカシメます。

コネクタは6ピンですが使用するのは4ピンです。

ターミナルを挿してロックをします。

各端子の配列です。

最後にギボシ端子を接続して完成です。

今回はアクセサリー電源を3本に分岐させましたが、用途に応じてカスタマイズすればより使いやすくなります。
また、中間部はコルゲートチューブを巻くとコードがまとまります。
既に純正オプションのカプラーが接続されている場合は、メスとオスの中継コネクタを作成して中間から分岐をさせれば大丈夫です。
オプションカプラの装着
運転席側にあるヒューズボックスの空きにヒューズを挿して通電させます。

オプションカプラを装着する場所。

オプションカプラは完成品も販売されています。
価格も手頃なので手間を考えれば購入する方が楽です。


