洗車後にはタイヤワックスを使っています。
タイヤ保護の観点からするとタイヤワックスは特に塗らなくても良いものですが、艶が出ることで足元が引き締まり、ボディやホイールが映えます。
水性と油性
タイヤワックスの種類には「水性」と「油性」があります。
油性のタイヤワックスは艶が数ヶ月と長持ちしますが、石油系溶剤を含むため水性に比べてタイヤへの影響が大きいと言われています。
水性は石油系溶剤を含まない分、油性よりもタイヤへの影響は少ないとされていますが、雨で流れ落ちやすいため数週間と長持ちがしません。
それぞれに長所と短所があります。
タイヤメーカーとしては明言を避けていますが、下記の文章を見ると油性よりも水性を推奨しているようです。
タイヤの汚れは水洗いで落として下さい。
どうしても美化剤やつやだし剤を使用したい場合には、石油系溶剤を含んだものには、ゴムの変質・劣化に影響を与えるものもありますので、注意してください。
水溶性の美化剤やつやだし剤はゴムの変質・劣化に影響が少ないと言われています。
ブリジストン ホームページより
通常範囲での洗浄やワックス程度では、それほど神経質にならなくても良いとは思いますが、市販品は水性が多いことから水性を選ぶほうが無難かと思います。
種類は裏面で確認ができます。
スプレータイプ(ノータッチUV)
スプレータイプならベストセラーの「ノータッチUV」
シュッと吹き付けるだけの手軽さが売りです。
泡でタイヤの汚れを落として艶を出すのですが、汚れが酷いと効果が落ちてしまうので水洗いしてからの使用が良いです。
あまり時間を掛けたくない場合はスプレータイプが楽ですが、注意したい点も。
汚れた泡が下に落ちるためコンクリートなどの地面にシミが残る場合があります。
使用後に地面を水で流せば良いですが、逆に手間となることも。
また、風で飛散しないようにも注意する必要もあります。
効果は天候にもよりますが、2~3週間程度は持続します。
液体タイプ(シュアラスター)
常用しているのは液体タイプ。
「シュアラスター・タイヤワックス」はベストセラーで、愛用されている方も多いタイヤワックスです。
専用のスポンジが付属しています。
液体は乳白色。
粘性は少なく一度にたくさん出すと垂れてしまうので、少量を延ばしながら塗っていきます。
容量は200mlなので1台なら数ヶ月は持ちます。
付属スポンジの作業性は抜群です。
性能には関係ありませんが、香料が含まれていますので良い匂いがします。
液体タイプは面倒な作業のように思えますが、タイヤ1本あたり数分で塗れますので、それほど時間は掛かりません。
塗り終えると艶のある綺麗な黒色に。
乾燥させてからの2度塗りをすると、より深みのある艶が出ます。
こちらも効果は2~3週間持続します。
タイヤワックス塗布前の状態。
基本的にはタイヤ自体に劣化保護成分が含まれているため、水洗いだけでOKですが…
やっぱり艶があると引き締まります。
まとめ
液体タイプを常用しながら、時々スプレータイプを使用しています。
コスト面からも液体タイプの方が上です。
シュアラスターの他にはアーマオールも良いです。
おしゃれは足元から…とも言われるように、服装と同じくホイールやタイヤを綺麗にすればクルマ全体のスタイルが締まります。