シートベルトで困ったことがあります。
それは、外した際に巻き取る勢いで、金具(タングプレートと言います)が内装を傷つけてしまうことです。
近づいてみると無数の傷が…(ステップワゴン)
N-WGNはピラーをブラックに塗装していますが、こちらも当たった部分の塗装が剥げてしまっています。
そこで、巻き取り時の勢いでタングプレートが内装に干渉しないように、シートベルトストッパーを装着することにしました。
シートベルトの機能を妨げないように
シートベルトストッパーを取り付ける際に注意しなければならないことは、シートベルトの機能を妨げないようにすることです。
シートベルトには、衝突時の乗員安全確保のために「プリテンショナー」と「フォース(ロード)リミッター」という機能が付いています。
プリテンショナー
衝突時、シートベルトを瞬時に引き込み、乗員をシートに拘束することで衝撃を軽減し、保護性能を高める機能です。
ロード(フォース)リミッター
プリテンショナー作動後に、一定以上の荷重が乗員に掛かるとシートベルトを少し送りだして、胸部への負担を軽減する機能です。
適切に使用しないと、こうした機能が正常に作動しなくなるため非常に危険です。
取り付け
細身なデザインがスタイリッシュなSEIWAの「W768」を購入しました。
中央がカーボン調で周囲がダークメッキ仕上げになっています。
シートベルトに挟むだけの単純構造です。
付属の説明書
タングプレートが当たらない程度の位置に取り付けました。
シートベルトの戻り量を少し調整しただけなので、装着感や機能は以前と変わりません。
まとめ
シートベルトを外すと、タングプレートがシートのサイドサポートで止まりますので、内装に干渉することが無くなりました。
今回は内装への干渉防止を目的として装着しました。
パッケージにはシートベルトの圧迫感を軽減するとありますが、シートベルトを緩めて使うことは好ましくないので、安全を考慮すれば傷防止程度で使う方が良いと思います。