carrozzeria「DVH-570」は、USBメモリやディスクに保存した動画を再生させることができますが、対応したファイル形式に変換する必要があります。
その変換方法についてまとめてみました。
再生可能なファイル形式
DVH-570で再生するには、動画ファイルをDivX形式に変換する必要があります。
ここではフリーソフトの「XMedia Recode」を使用します。
多くの動画ファイル形式に対応しており、簡単な操作で他のファイル形式に変換してくれます。
インストールします。公式サイト
※詳細な使用方法は、ググればたくさんあるので割愛します。
形式タブ
①…変換したいファイルを取り込みます。
②…ファイルの詳細が表示されます。(直接ドラッグしてもOK)
③…プロファイルはカスタム、形式・拡張子はAVIとします。
④…出力先は任意の場所を指定します。
映像タブ
①…映像タブを選択します。
②…コーデックはXvid、FourCC(識別子)もXvidで大丈夫でしたが、再生できない場合はFoueCCを「DX50」とします。
ビットレートは1000~1500あたりで。(車載モニター程度なら画質の差は特に気になりません)
音声タブ
①…音声タブを選択します。
②…コーデックはMP3、ビットレートは128kbps以上にします。
字幕タブ
①…字幕があれば、必要なものだけを選択できます。
クロップ/プレビュータブ
①…DVH-570の場合、解像度は幅700以下とします。(これ以上だと再生できませんでした)下のアスペクト比を「保持」にすれば高さは自動計算されます。
②…ここで動画を分割することができ、最終的に別々のファイルとしてエンコードされます。
③…設定が終了したらリストに追加。
④…エンコードを開始します。
進捗状況が表示されます。
PCの性能にもよりますが、特に長時間動画は時間が掛かります。
エンコードが終わればファイルが出力されます。
まとめ
変換方法は他にもありますが、「XMedia Recode」は比較的簡単で使いやすいです。
ここで紹介したのは一例なので、好みに合せて調整してみてください。
エンコードしたファイルは、おおよそ1/3程度のデータサイズになります。
サイズの大きいファイルは、再生時の読み込みに多少時間が掛かりますが、USBにまとめて入れられるのはメリットが大きいです。