N-WGNのオーディオスペースを3DIN化しました。
carrozzeriaのDEH-970を純正ディスプレイオーディオに追加するには、新たに1DINスペースが必要となります。
コンソールへ取り付け
1DINを何処に追加するか?…が問題となります。
グローブボックス内だと操作ができなくなってしまうし、外だと見た目がスマートではありません。
で、コンソールを見るとアクセサリーソケット部に、1DINが入りそうなスペースが。
奥行きもありそうです。
パネルを取り外して本体を入れてみるとピッタリ。
仮固定してインパネに戻してみると…何かに干渉して奥まで入りません。
干渉しているのは送風用ダクト。
しかし、これを撤去すれば何とか入りそうです。
ダクトを取り外してみると送風口は足下と膝の2ヶ所、左右で合計4ヶ所から出ています。
右上を撤去しても、運転席側は足下から風が出るので問題はなさそうです。
干渉する部分をカットします。
そのままだとオーディオに直接風が当たってしまうため、カットした部分にフタをします。
ダクトと同じ材質のPP(ポリプロピレン)シートと接着剤をホームセンターで購入。
切断形状にPPシートをカットして接着。
さらにグルーガンを使って固定します。
本体は100円ショップで、グルースティックは透明しかなかったので、黒色をホームセンターで購入。
まぁ、見えない部分なので透明でもいいのですが…一応、色を合わせてみました。
見た目は悪いですが、しっかりと固定されているので風は出てきません。
出口を1ヶ所塞いだ分、他の風量が少し増えます。
これで、張り出しはかなり抑えられました。
更に、本体側の奥行きを減らすため、RCAケーブルをL字型に変換します。
こういうマニアックなパーツは、近所で売っていないので通販が便利ですね。
通常よりも2cmほど奥行きを短くできます。
本体の固定
本体をコンソールに固定します。
そのままだと隙間も大きく鉄板も見えてしまうので、ショックノンテープを使います。
1巻きだと短く、本体の鉄板部分が露出してしまうため、縦に並べて貼りました。
クッションは1mあるので、1DINなら2巻きが可能です。
クッションテープは破れやすいので、慎重に入れます。
本体の固定は市販の汎用金具を曲げ、コンソールに穴を開けて固定しました。
奥行きを考慮すると、本体はこの位置で角度を最大まで上向きにします。
アクセサリーソケットの処理。
アクセサリーソケットは普段使いませんが、無いと困ることもあると思い、別途用意しました。
形状が三角形なので、両面テープを使えば面への取り付けができます。
側面に貼り付けました。
センターテーブルの取り外し
装着に際して気になるのが、センターテーブルの張り出し。
オーディオ操作に邪魔なので、取り外してしまいます。
バラして、テーブル以外を再組み立て。
白いストッパーも目立つので取ります。
テーブルを取り外しても、割りと目立ちません。
中央のカップホルダーも、下を支えるテーブルが無くなるため機能しなくなりますが、左右にもあるので支障ありません。
コンソールを戻します。
USBとアクセサリーソケットは本体下の収納に入れておきました。
接続確認とファーストインプレッション
サウンドチューニングMasterの付属CDを使い配線の接続確認をします。
このCDは非常に便利で、接続確認やチューニングに必要な信号音源が網羅されています。
関連記事:カーオーディオのイコライザー調整でサウンドチューニング
接続確認を終えたら音出し。
AUTO TA&EQをやった後、軽く微調整をしてみると…
純正オーディオがベースなのに、聞こえてくるのは今までとは別次元のサウンド。
ボーカルがダッシュボード中央に定位し、高音はのびやかに、低音は締まってます。
DSPの効果は想像以上ですよ…。
性能に対するコストパフォーマンスは最高ではないでしょうか。
多機能なので使いこなすには時間が必要ですね。もう少し使ってからレビューしたいと思っています。