carrozzeriaのパワードサブウーファー「TS-WX120A」を導入しました。
装着している17cmスピーカーでも、ある程度の低音は出るのですが、音が細く今一つ迫力に欠けます。
そこで低音域専用のサブウーファーを導入すると同時に、DEH-970のネットワークモードで3wayマルチスピーカーシステムに変更します。
シート下にも設置可能なコンパクトボディ
TS-WX120Aはアンプ内蔵ながら、コンパクトなサイズが特徴です。
Nシリーズやフィットなど、センタータンクレイアウトを採用しているクルマは、シート下のスペースが狭いですが、このサイズなら取り付けも可能です。
本体サイズは280mm(W)×70mm(H)×200mm(D)
設置面積はA4サイズよりも一回り小さく、高さも70mmと抑えられています。
外観は質感の高い光沢仕上げ。
見た目も良いので、これなら見える部分に設置しても良さそうです。
入力はワイヤードリモコン用と、電源・入力が1つになったシステム入力用の2つです。
付属品で注意が必要なのは、スピーカーコードは既存の配線に割り込ませるものしか付属していないことです。
カーオーディオのサブウーファー出力に接続する場合は、RCAピンコードが別途必要になります。
サブウーファー側の入力はRCAピンジャック。
接続方法は2通り。
純正オーディオなど、既存のスピーカー配線に割り込ませる場合は、付属のスピーカーコードを使用します。

取扱説明書より
サブウーファー出力(RCAピンジャック)に接続する場合は、別途RCAピンケーブルを用意する必要があります。

取扱説明書より
DEH-970のサブウーファー出力(SW)です。
carrozzeriaの場合、ミドルクラスの機種以上であれば、ほとんど装備されています。
付属のワイヤードリモコンは装着しなくても機能はしますが、下記の制約があります。
※カーオーディオ側に調整機能があれば、そちらで調整することは可能です。

取扱説明書より
電源は常時電源に接続します。
最大消費電流が7Aと小さいので、ヒューズボックスに未使用の20Aがあれば、バッ直でなくても大丈夫です。
使用した20A用のヒューズ電源。
N-WGNの場合、ヒートシーター用電源(20A)が空いていました。車内へケーブルを引き込む必要が無いため、配線作業が楽です。
※ヒューズから取る場合は、空き(未使用)で20Aから必ず取るようにしてください。
取り付けた状態。
本体は3kgほどあるので、マジックテープ(フック)での固定でも動きません。
まとめ
歯切れの良い適度な低音が加わると、音楽全体に厚みが増します。
特にジャズやポップスは聴いていて気持ち良いですね。
サイズはコンパクトですが十分な性能です。
低音は音の指向性が無いため、シート下の取り付けでも十分に効果があります。また、取り付けが比較的簡単で導入しやすいのも、TS-WX120Aメリットです。
低音~高音までバランスよく鳴らしたい…、純正オーディオに低音をプラスしたい…そんな場合に最適なサブウーファーです。
良い点
・シート下に収まるコンパクトサイズ
・最大消費電流が7Aと小さいので、ヒューズボックスからの電源配線も可能
・再生周波数帯域は30 Hz~160Hzと低音域の補強には十分
注意したい点
・サブウーファー出力端子(RCA接続)接続時は別途ケーブルが必要