N-WGNにラバースペーサーを取り付けました。
ローダウンスプリング用は車高調整ができませんが、スプリングの間にスペーサーを入れることで、若干の車高アップができます。
冬季間の降雪対策として使ってみました。
ラバースペーサーとは
ラバースペーサーとは、ローダウンスプリング用の車高調整やスプリング干渉時の衝撃吸収に使用するもので、スプリングに巻きつけて使用します。
車高調整用として使用する場合はゴムの厚みの部分だけ(約1cm)車高がアップします。他にもゴムの厚みが大きい製品もあります。
サイズはSとLがあり、軽自動車はSサイズとなります。
Sサイズはスプリング内径が10cm以上、Lサイズはスプリング内径が10cm以上で区分されています。
固めのゴムで中は空洞になっていて、この部分をスプリングに巻きつけます。
取り付け
取り付け前のタイヤとホイールハウスの隙間は、ホイール中心から約30.5cmでした。
取り付け自体は簡単ですが、スプリング上部の不等ピッチ部分のスペースが狭く少し手間が掛かりました。
ゴムがスプリングにはまらない時は、潤滑剤を少し付けると取り付けしやすくなります。
取り付けた状態です。
この状態で車体を降ろせばゴムの厚み分だけ車高が上がる仕組みです。ゴムを上下スプリングで挟むため外れないとは思いますが、念のため結束バンドで固定してみました。
取り付け直後の状態ですが、約31.5cmと1cm車高が上がりました。
暫くすれば車重で多少縮むと思いますが、車高をアップさせることが出来ました。走ってみましたが、特に不具合や乗り心地の悪化なども感じられませんでした。
フロント整流板の取り外し
フロントには整流板が取り付けられていますが、この状態だとかなり低いので冬季間だけ取り外す事にしました。10㎜のボルトとクリップで固定されているので、少しジャッキアップさせれば作業ができます。
取外した状態でのクリアランスです。
毎年10cm前後雪が積もるので、この程度のクリアランスがあれば多分大丈夫だと思います。ラバースペーサの耐久性については、後日確認してみます。
【追記】
1シーズン使用後(約4ヶ月)、タイヤ交換の際にチェックしてみました。
ラバースペーサの状態は良好でしたが、結束バンドが切れてしまっていました。常時スプリングの間に密着しているため結束バンドで固定しなくても大丈夫そうです。