N-WGNのセンターパネルをピアノブラック塗装しました。
N-WGNのセンターパネルは全グレードがシルバー塗装品です。ステアリングガーニッシュと色調を合わせるためピアノブラックに塗装をしました。
使用したもの
パネルASSY
79602-T6G-941ZB(5,350円)
車両装着品を外しての塗装も考えましたが、塗装は時間が掛かりますし取り外した状態で乗るのは不都合がありましたので、ディーラーで部品を単品注文しました。(パネル単品購入は不可のようで、インパネ部分とのASSY品注文となりました)
耐水ペーパー
320番、600番、1000番、2000番を各1枚用意しました。粗目は最初にシルバー塗装を落とすのに使用します。
カーペイント
塗装にはボディ用のカーペイントを使用しました。
通常のブラックでも磨くと綺麗に仕上がります。使用したのは「トヨタ用・202ブラック」です。
サーフェーサー
塗装の下地処理に使用します。傷の隠蔽と塗装の密着性を高めてくれます。
液体コンパウンド
最後の磨き(つや出し)に使用します。チューブ式より液体の方が使いやすいです。
クロス・磨用スポンジ
液体コンパウンドで磨く際に使用します。クロスのような柔らかい布や専用のスポンジを使用します。
塗装手順
元のシルバー塗装を320番の耐水ペーパーで落として600番で表面を整えます。
その後、洗浄して下地処理を行ないます。
塗装を落とし終えたら、サーフェーサーで下地処理を行ないます。全体に吹いて傷のチェックと修正をします。
傷のチェックが終わったら、表面を#1000~#2000と整えていきます。この下地処理が塗装後の仕上りに大きく影響してきますので丁寧に行ないます。
下地処理が終わったら塗装をします。
塗装は数回に分けて薄く塗り重ねていきます。もしゴミや埃が付着してしまった場合は、直ぐに処理せずに乾燥させてから耐水ペーパーで落として再度塗装します。
塗装後の乾燥期間は十分に取ります。(自然乾燥の場合、夏は3日、冬なら1週間程度は必要です)
乾燥させたら表面を磨いていきます。
最初は2000番で表面の凸凹を均一にします。表面が白くなりますが、仕上げのコンパウンドで磨けば消えますので特に気にする必要はありません。
特に角の曲面部分は塗装膜が薄いので下地が出ないように注意します。
仕上げはコンパウンドで磨きます。
コンパウンドは粒子が非常に細かいので磨くのには時間が掛かりますが、根気良く丁寧に磨いていくと表面に周囲の景色が映り込むまでにつやが出てきます。
カーテンがハッキリと映りこんでいます。
磨きが終了したら完成です。
まとめ
交換前は中央部のシルバーが明るめで少し浮いた感じでしたが、全体がブラックで統一され落ち着いた雰囲気になりました。
オーディオパネルは上級グレードにピアノブラック塗装品の設定が有るので購入して取り付けました。