carrozzeria カスタムフィットスピーカーのフラッグシップモデル「TS-V172A」
ヘッドユニットをダイヤトーン サウンドナビに変更したのに伴い、性能を発揮させるためにスピーカーをグレードアップしました。
セパレート2ウェイ スピーカー「TS-V172A」
TS-V172Aは、同社のハイエンド・スピーカー「RSシリーズ」の技術を継承し、「Vシリーズ」として、カスタムフィットスピーカーのフラッグシップに位置します。
他のスピーカーよりもパッケージが大きいです。
取り付け方法はパッケージ裏に記載。
カスタムフィットスピーカーではありますが、他のシリーズと異なりスピーカーブラケットや配線などの部品は付属しません。
そのため、装着には部品の準備~スピーカーケーブル配線が必要となります。
ウーファーは、RSシリーズと同様の「17cm 2層構造カーボンファイバーコーン」を採用。
キレのある低音域と明瞭な中音域が特徴です。
センターキャップも振動板と同素材を使用。
コルゲーションエッジは、振動板の正確なストロークとエッジの共振を防いでくれます。
マグネットには小型でも強力な磁束が得られる「ネオジウムマグネット」を採用。
独自形状のV字フレームは軽量で高剛性のアルミダイカスト製。
ウーファー単体の重量は580gで、Cシリーズのウーファー(780g)と比較すると、200g軽量化されています。
スピーカーターミナルは平型端子で、プラスとマイナスで大きさが異なります。
ラベル記載の通り、Vシリーズは日本製なんですね。
ツィーターは2.5cmのチタン製。
ボーカル領域から48kHzの超高音域再生が可能です。
CシリーズやFシリーズ付属のものよりも、一回り大きく存在感があります。
大きさだけでなく、全体の質感も高いです。
ウーファーと同様にネオジウムマグネットを採用。
分解できるため多彩な設置方法が可能です。
パッシブクロスオーバーネットワークはバイアンプ接続に対応しています。
それにしても大きい。
ウーファーとの比較。
その大きさ故に設置場所には工夫が必要ですが、シート下の設置が無難でしょう。
carrozzeriaのインナーバッフルにはMDF製とメタル製があります。
過去にはMDF製を使用したことがありますので、今回はメタル製を選んでみました。
専用品だけあり作りが違います。
まとめ
TS-V172AはRSシリーズ譲りの技術や作り・質感など、フラッグシップに相応しいと感じる部分が多いです。
Cシリーズよりも価格は上がりますが、頑張れば購入できる実売価格もポイントかと。
注意点としては、他のカスタムフィットスピーカーのようにブラケットや変換コネクタなどの付属品が無く、配線処理も必要となるところ。
また、性能を発揮させるには相応のヘッドユニットやアンプとの組み合わせも、重要となってきます。