社外スピーカーを取り付ける際、ドアとスピーカーの間に使用するブラケット。
ブラケットはスピーカーに同梱されていることが多いですが、代わりに専用のインナーバッフルを使用することで、スピーカーの性能を発揮してくれます。
高音質インナーバッフル
カスタムフィットスピーカー付属のブラケットはプラスチック製で、中身が肉抜きされています。
取り付けるだけのための部品なので、取付強度の向上や振動吸収といった音質面ではあまり期待ができません。
carrozzeriaでは「SOUND ENGINEER」シリーズとして、スピーカー同梱のブラケットよりも高強度で音質向上に効果のある材質(MDFや金属)で作られた「高音質インナーバッフル」を別途用意しています。
今回使用したのは金属製で、アルミと鉄を組み合わせたハイブリッド仕様のものです。
本体の他にビスや遮音クッションが同梱されてます。
金属製で硬く重みがあるインナーバッフルは全体の質感も高く、手に取るとMDFとは全く異なる印象。
carrozzeriaのホームページに記載されているハイブリッド構造の説明。
バッフルボード全体が金属で構成されています。
ドア側接触面のシーリングにはエプトシーラーが貼られてます。
TS-V172Aの取り付けで使用しました。
ボルトとナットでドアへ強固に取り付けますので、スピーカーがドアと一体になるような感じです。
まとめ
過去にMDF製のインナーバッフルを使用したことがありましたので、今回は金属製のインナーバッフルを初めて使用しました。
良い点
・非常に高い質感
・ドアとスピーカーを強固に固定できる
・金属のため非常に高い耐久性を誇る
注意したい点
・MDF製と比較すると価格差ほどの効果は体感しにくい場合も(音は全体的に締まりますが)
インナーバッフルを使用してドアとスピーカーをしっかりと固定することで、音の変化は感じ取れます。
材質はMDF製・金属製とも好みや価格で選ぶのが良いと思いますが、スピーカーを交換する際は一緒に取り付けたい部品です。