carrozzeriaのカスタムフィットスピーカー「TS-V172A」を取り付けました。
TS-V172Aは通常のスピーカー交換と違い手間が掛かりますので、一例としてまとめてみました。
必要なもの
TS-V172Aは取り付けに必要なものを揃える必要があります。
また、接続はバイアンプにて取り付けます。
インナーバッフル
ドアにスピーカーを固定するのに必要です。
材質はMDFや金属がありますが、耐久性と音質面で金属製にしました。(詳細はこちら)
スピーカー端子
スピーカー端子はプラスが187型、マイナスが110型。
エーモン(№1158)ではメス端子だけのセットもあります。
スピーカーコード
エーモンのスピーカーコード(№1191・6m)を5個使用しましたが、作業して感じたのは…
・30m巻などの長尺が便利
→クルマの大きさやレイアウトにもよりますが、かなりの長さが必要になります。
・スピーカーコードは色分けすると作業しやすい
→ネットワークへの接続ではインプット、アウトプットの配線が必要になります。バイアンプ接続にすると更に配線が多くなるので、スピーカーコードを色分けすると作業性が良くなります。
ケーブルターミネータ
ネットワークにスピーカーコードを接続するのに、audio-technicaの「TL14-M4Y」(Y型圧着タイプ)を使用しました。
シングルアンプ接続で6セット(赤×1・黒×1で1セット)、バイアンプ接続で8セット必要です。
面ファスナー(マジックテープ)のオス。
ネットワークが大きいため、フロアカーペットへ固定するのに使用しました。
取り付け
【ウーファー】
スピーカーコードは車両のものを使用せずに新しく配線しますので、ドア内部にスピーカーコードを通して端子を取り付けておきます。
インナーバッフルをボルトでドアに固定。
スピーカーを接続します。
インナーバッフルの説明書では、スピーカーホール形状に合わせターミナルを上側にするとありますので、その通りに固定します。
ボルトでスピーカーをインナーバッフルに固定。
付属の遮音クッションをスピーカー外周に貼ります。
最後にドアライニングを戻して完成。
【ツィーター】
TS-V172Aのツィーターケーブルは短いので延長し、任意の場所に仮固定したらネットワークまで配線していきます。
【パッシブクロスオーバーネットワーク】
バイアンプ接続をするので、インプット側の端子金具を取り外しておきます。
各スピーカーコードに端子を圧着して接続。
ヘッドユニットからの出力をR側とL側の各インプット端子に接続。
スピーカーからは各アウトプット端子に接続します。
配線時にスピーカーコードにタグ(市販のラベルとか)を付けて明確にしておくと、接続ミスを防止できます。
配線を整理したら、ネットワーク底面にマジックテープを貼り助手席下に固定。
スピーカーを鳴らして接続確認を終えたら、内装を戻してきます。
まとめ
スピーカーコードの配線は以前にやっておいたので作業は1日で終わりましたが、配線からやるとなると2日間は必要だと思います。(取り付け前提としてはドアのデッドニングも必須です)
TS-V172Aはカスタムフィットスピーカーではありますが、ハイエンド故に付属品は最小限となり、取付環境に合せて必要なものを揃える必要があります。
ですが、今は必要なものはネットでまとめて購入できるので、大変な事ではないですね。
肝心の音は…ダイヤトーンサウンドナビとの相性も良いようで、非常に明瞭感の高い音を出してくれます。(詳細は後日…)