ダイヤトーンサウンドナビ導入に伴い、スピーカーをcarrozzeriaのハイエンドタイプ「TS-V172A」に交換しました。
ダイヤトーンサウンドナビの優れた性能は、純正スピーカーでも音質を大きく向上してくれましたが、TS-V172Aとの組み合わせはイメージを凌駕するものでした。
ダイヤトーンサウンドナビ+TS-V172A
実際の動画です。(ヘッドホンでの視聴をおすすめします)
アンプ:ダイヤトーンサウンドナビ内蔵(NR-MZ90)
スピーカー:TS-V172A(バイアンプ接続・フロント2チャンネル)
音源:MP3(YouTube著作権フリー曲)
シンプルな構成ですが、中高音域の明瞭感が圧倒的です。
特にボーカルは艶やかで、透きとおったような美しさがあります。
ボーカルがダッシュボードの中央付近に定位しますが、これは”中音域をツィーターから響かせる”というcarrozzeriaの「Open&Smooth」コンセプトによるものです。
原音をありのままに描くために、カロッツェリアは「トランジェント」「ワイドレンジ」「無共振化」の設計思想を貫き、低音域から高音域まで美しく奏でることを目指しています。
中でも、ボーカルや楽器などの帯域を担う中音域の再生は特に重要になりますが、そこには大きな壁が存在します。それは“中低域はウーファーから再生し高音域はトゥイーターから再生する”という2ウェイスピーカーシステムの常識。一般的に2ウェイスピーカーのウーファーは取付ける向きによって、中音域が大きく乱れてしまうという問題を抱えています。まして、“ウーファーは足元にしか設置できない”という設置場所が限定される車室内の環境ではその影響は一層大きくなります。
そうした問題を解決するため、これまでの2ウェイスピーカーシステムの常識にとらわれず、車室内の環境に最適化したユニットを追求。“中音域は指向性に優れたトゥイーターから再生する”という「Open&Smooth」コンセプトへたどり着き、優れた指向特性を獲得しました。
これにより、目の前に浮かぶ明確な音像定位と、臨場感あふれる音場を実現。車室内という音楽を聴くには厳しい環境でも、原音に忠実な再生を成し得たのです。
出典:carrozzeriaホームページ
低音域も中高音域に負けることなく力強く出ますので、サブウーファーの必要性もあまり感じません。
また、アンプは内蔵アンプを使用しています。
ダイヤトーンサウンドナビは高性能アンプを内蔵しているので、通常なら外部アンプを導入しなくても不満はないと思います。
まとめ
動画の音源はMP3ですが、ダイヤトーンサウンドナビとTS-V172Aの組み合わせでは、双方の優れた再生能力で高音質を実現してくれます。
ハイエンドスピーカーの導入は初めてでしたが、TS-V172Aの優れた実力を体感することができました。
もちろんスピーカー単体だけで実現することは不可能で、組み合わせるヘッドユニットや設置環境の整備も大切になってきます。
ダイヤトーンサウンドナビやサイバーナビなどの高音質ヘッドユニットを導入したら、その性能を発揮してくれるスピーカーの導入もおすすめします。