“ミニ”センターディスプレイの取り付け①の続きです。
内装のバラし
センターパネル~チェンジレバー周辺をバラしていきます。
センタートレイは切り欠き部分から持ち上げ、手前に引き抜きます。
シフトノブを取り外します。
βはシフトノブとブーツが内側で固定されているため、全体で取り外す必要があります。
シフトブーツを固定しているパネルを取り外します。
結束バンドで固定されています。
そのまま取り外す場合は、シフトブーツを上にして全体を回します。
取り外した状態。
センターパネルはクリップ固定のみです。
センターパネルを取り外した状態。
アクセサリーソケット周辺をバラします。
上部のパネルはツメを押し込みます。
奥側は差し込まれているのみ。
イルミは左側に90°回すと外れます。
4個のクリップで固定されています。
アクセサリーソケットのカプラはツメを押しながら引き抜きます。
USB・AUX端子も同様に引き抜きます。
カバーに固定されているUSB・AUXソケットを外します。
左側がUSB、右側がAUXです。
HDMIアダプターの配線
HDMIアダプター(HDA433)を取り付けます。
パネル固定時に干渉しないようにHDMIケーブル等は奥から通しておきます。
USBソケットとHDMIケーブルを固定。
フロントからのアクセスはHDMIとUSB。
AUXにはHDA433からの音声出力を接続します。
こうすることで、HDMIからの音声をステアリングリモコンで操作することができます。
HDMIケーブルをHDA433の入力に、映像出力はモニター、音声出力はAUXにそれぞれ接続します。
HDA433はUSB給電(5V)で直接アクセサリーにつなげられないため、エーモンのUSBポートを利用。
モニターの配線
モニター(DPM2)の配線は下記の通り。
赤:アクセサリー電源
青:リバース信号
VIDEO IN:映像入力(HDA433からの映像)
CAM IN:リアカメラ
抜けないようにビニールテープで固定。
助手席側のパネルを外すと配線しやすいです。
センターは深さがあるので、配線一式を収納することができます。
パネルを戻していきます。
モニターの固定。
センターパネルに切りこみを入れて内部に配線します。
自作のステーと組み合わせたスタンドで固定。
ボールジョイント可動なので上下左右の微調整がしやすいです。
(車外からの見栄えが良くないので、カバーを検討)
動作確認後の調整
DPM2は入力信号があるとバックライトが点灯し、信号入力が無いと消灯します。
また、消灯状態や映像入力状態でもリバース信号が入ると、瞬時にリアカメラ入力に切り替わります。
しかし、一点困ったことが。
HDMIアダプター(HDA433)はHDMIに機器を接続していない状態でも、本体に電源が入っている段階で信号入力状態となり常時青画面表示に。
ということで、使用時のみモニターに信号を送るために、HDMIアダプター電源にエーモンのロッカスイッチを組み込みます。
LEDの点灯は配線により常時点灯とON時点灯が選べます。
今回はON時点灯で配線するので、HDA433の電源+を②に接続、車両からのアクセサリー電源+を①に接続、③をアースします。
ダミーパネルにスイッチを組み込み。
スイッチがダミーパネルの大きさに近いため、中央から徐々に穴を広げていきます。
スイッチと配線の固定はホットボンドで。
使用時のみスイッチONで常時青画面を回避。
まとめ
Yahoo!カーナビをHDMIに接続してみました。
RCA接続のため繊細さは劣りますが、実用レベルで文字は識別できます。
リバースに入れると、自動でカメラ入力に切り替わります。
モニターの大きさは視界を遮らず、ちょうど良い大きさ。
正面からは純正センターディスプレイ風に見えます。
想定していた機能は一通り満たすことができました。
今後はスタンドカバーの作成を検討です。