VEZELに取り付けている純正ツィーターのコンデンサを交換しました。
イコライジング調整しても鳴っているかどうか分からない程の音なので、コンデンサを交換して改善をします。
純正ツィーターには1.5μfのコンデンサが取り付けられていました。
4Ωでのカットオフ周波数は26,500Hzと高すぎるのが鳴らない要因です。
これをニチコン製のオーディオ用両極性品電解コンデンサ「MUSE ESシリーズ」に交換します。
50V 4.7μf(型番:UES1H4R7MEM)でカットオフ周波数は8,500Hzです。
3か所のツメで固定されているカバーを取り外します。
〇の部分がコンデンサの足がはんだ付けされている部分です。
このように足が通っています。
側面のプラスチック部分も切り落としておきます。
新しいコンデンサを取り付け。
両極性なので+/-の指定はありません。
グルーガンで固定して完成。
交換後は高音域がより鮮明に聞こえるようになりました。
余談ですが、最近の純正スピーカーはネオジム磁石が多く採用されています。
見た目は小さくても磁力は強力なので樹脂フレームとの相乗効果で軽量化されているのが分かります。
貧相な外観に似合わず音質は意外と悪くなく、ツィーター追加とヘッドユニットのイコライジング調整でそこそこ聴けます。