メインPCとしてNECのVersaProタイプVBを使用しています。
特徴は約1.2kgの軽量ボディで「UltraLite(ウルトラ・ライト)」のサブネームが付けられています。
ビジネスPCを使う
VersaProシリーズはNECの企業向けノートPC(いわゆるビジネスPC)の総称です。
企業向けなので余計なソフトは付属せず、デザインも装飾の無い無骨なパソコンです。
ビジネスPCのメリットとしては
・ノングレア液晶が標準なので長時間作業が楽
・余計なプリインストールソフトがほぼ無い
・オシャレとは無縁のデザイン(PC-98シリーズから通ずる無骨さ)
こんなところでしょうか。
逆にデメリットは
・価格が高め
・性能は普通か少し劣る
と、仕事で使う前提のパソコンなのでごく普通の性能です。
このVBは通常購入すれば10万円オーバーするモデルですが、直販サイトNEC Directのアウトレット品コーナーで型落ちモデルを56,000円で購入しました。
タイプVBについて
「UltraLite」とサブネームが付いている通り、ベースモデルで約1.2kgしかないので片手で楽に持てます。
頻繁に持ち歩くのでこの軽さと大きさは便利です。
光学ドライブはオプションなので、スロットにはダミーパネルが取り付けられています。
キーボードは小さいながらもストロークが十分に確保されています。
左上のダミーパネルは指紋認証オプションが付きます。正面にSDカードスロット、オーディオ入出力端子があります。
左側にはUSB3.0×1、HDMI端子、アナログ15ピン、AC電源端子があります。
右側には、光学ドライブ用スロット(DVDマルチドライブはオプション)、PCカードスロット、USB2.0×2、LAN、モデム端子があります。
天板は薄いすり傷なら自己修復する「スクラッチリペア」処理がされています。あちこちに持ち歩いていますが、確かに傷が少ないように思います。
Win7、Celeronと12.1液晶とスペックでは特筆すべきものはありませんが、WEBやOffice・動画視聴程度なら十分な性能です。TDP(熱設計電力)はモバイル向けに17Wと低く、高負荷時のファン音もほとんど気になりません。
エクスペリエンス・インデックスの評価です。
HDDの評価が高いのは、mSATAスロットにOS専用のSSDを追加しているためです。
底面の拡張スペースはHDDスロット、メモリースロット、m-SATAスロットがあります。
HDDは7mm厚の薄型2.5インチでないとフタが閉まりませんので注意が必要です。
m-SATAスロットにはCrucial・M500のSSD(120GB)を装着して、OS専用ドライブにしました。
SSDは起動や動作がとても早くなるのでオススメです。
まとめ
個人向けのパソコンと比べるとどうしても機能や装備で劣るため、不足部分は自身で拡張することが必要になってきます。
MateやVersaProを個人で使用するのは少数派だと思いますが、使ってみるとシンプルで意外と悪くはありません。