マキタ「充電式クリーナー」機種選びのポイント

家電

プロ用の電動工具でトップシェアのメーカー「マキタ」

そのマキタから発売されている充電式クリーナー(掃除機)は、コードレス・軽量・コンパクトで家庭用としても重宝します。

ですが、実際に購入となると種類が多いので迷ってしまいますよね。

そこで、機種選びのポイントをまとめました。

 

充電池は「リチウムイオン電池」か「ニカド電池」

装着される充電池は「リチウムイオン電池」と「ニカド電池」の2種類があります。

電池の特性により性能や価格に差がありますが、主流はリチウムイオン電池です。

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画像:makita.co.jp

 

【ニカド(ニッカド)電池】

正式には「ニッケル・カドミウム電池」と言い、古くから使われている充電池です。

大電流を安定して放電することができるので、クリーナーや電動工具では現役で使用されています。

ですが、環境負荷物質であるカドミウムを使用していること、自己放電や継ぎ足し充電(完全に使い切っていない状態での充電)による電圧の低下となる「メモリー効果」が顕著(使い切ってリフレッシュさせることで回復は可能)であることから、需要は減ってきています。

 

【リチウムイオン電池】

主流の充電池で、エネルギー密度が高いため高出力・小型化が可能です。

スマートフォンやノートパソコンをはじめ、ハイブリッド車でも従来のニッケル水素電池からリチウムイオン電池を搭載しているクルマもあります。

ニカド電池のデメリットである自己放電やメモリー効果が起きにくく、継ぎ足し充電に耐えられるなど優れている反面、過充電や過放電による発熱や発火の危険性があるので、安全性を高めるための保護回路が必要となります。

 

マキタの充電式クリーナーではリチウムイオン電池が主流で、電圧の違いで4種類(7.2V、10.8V、14.4V、18V)があります。

ハイパワーの14.4Vや18Vもありますが、性能に比例して価格も高くなります。

フローリングや車内などの清掃が中心なら、価格とパワーのバランスが良い10.8Vがおすすめです。

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ゴミ捨ては「紙パック式」か「カプセル式」

集塵方式は「紙パック式」と「カプセル式」があります。

紙パック式はゴミ捨てが簡単なことや内部が汚れにくい、捨てる際にホコリが周囲に舞わないなどがメリットですが、紙パックのコストが掛かります。

しかも紙パックは純正しか無いのもネックです。

家電量販店などで販売されている、各社共通用の安価な代用品があれば便利なんですが…。

 

一方、カプセル式はカバーを外してそのままゴミを捨てます。

紙パック式のようにコストは掛かりませんが、中の汚れやフィルター清掃の手間はあります。

 

どちらも一長一短なので、清潔さや手間を優先するなら紙パック式。

コストを優先するならカプセル式でしょう。

 

スイッチは「トリガー」か「ワンタッチ」

スイッチは「トリガースイッチ」と「ワンタッチスイッチ」の2種類がありますが、スイッチと集塵方式との組み合わせとなります。

 

「紙パック式+ワンタッチスイッチ」

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画像:makita.co.jp

 

「カプセル式+トリガースイッチ」

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画像:makita.co.jp

 

ワンタッチスイッチは、ボタンのONとOFFで作動させるもので長時間使用向き、トリガースイッチは、押している間だけ作動するので短時間使用向きです。

 

まとめ

業務用途では信頼性の高いマキタの電動工具。充電式クリーナーはオフィスはもとより、JRの車内清掃でも使用されているそうです。

汚れが気になったら直ぐに使える。

充電式クリーナーのメリットは掃除の手軽さですね。重さも約1kgなので子供やお年寄りでも扱い易いです。

私は車内清掃用で購入しました。

今までは普通の掃除機で車内清掃をしていたため、延長コードや重さなどが面倒でしたが、これなら簡単に掃除できます。

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