マキタの充電式クリーナー「CL105DW」を購入しましたが、使ってみると軽量&コードレスは想像以上に使い勝手が良いですね。
吸引力も意外と強いので、普段のちょっとした掃除ならこれで済んでしまいます。
軽量&コードレスはサブ掃除機に最適
型番は「CL105DW」で、リチウムイオンバッテリ(10.8V)を使用します。
通販生活専売モデルの「マキタのターボ(Ⅱ):CL103DW」とほぼ同性能ですが、CL103DWの方がバッテリー容量が少し大きい分、連続使用時間が長いです。
吸引モードは「標準」、「強」に加えて、強より吸引力の高い「パワフルモード」を搭載しています。
※連続使用時間は、標準:約20分・強:約10分・パワフルモード:約7分
ボディカラーは、定番のアイボリーとレッドの2種類があります。
集塵方式は、ゴミ捨てが簡単な紙パック式。
付属品一式
純正紙パックが10枚付属しているので、充電するだけで使用できます。
本体は約1kgと軽量でコンパクト。
スイッチはワンタッチ式でONとOFFのみ。
スイッチを押す毎に「強」と「標準」が交互に切り替わり、長押しをしている間のみ「パワフルモード」が作動します。
スイッチONは「強」からスタートします。
裏側には壁掛け用のフックが付いています。(未使用時は反転させて収納可能)
ノズルの付け根がボールジョイント構造になっており、角度が約90°まで曲がります。
自立はできませんので、保管はフックに掛けたり別売りのスタンドを使用します。
バッテリーは本体内蔵型。
取り外しは、カバーを下にスライドしてバッテリーを引き抜きます。
バッテリーを少し引き出したらコネクタを取り外します。
業務用モデルはバッテリーが外部に露出しているので、予備を付け替えての連続使用が可能ですが、内蔵型では都度の充電が必要です。
充電器も本体に内蔵されています。
充電方法はアダプターをスイッチ横に差し込みます。
付属の充電器を使用しての充電時間は約3時間。
充電状況はLEDランプで確認できます。
また、使用時のバッテリー切れも知らせてくれます。
「紙パック式」と「カプセル式」
集塵方式は「紙パック式」と「カプセル式」があります。
紙パック式はカプセル式に比べると廃棄は楽ですが、吸引力はやや劣るような感じがします。
また、紙パックの容量が小さいのも気になります。
ノズル上のボタンを押すとカバーが開きます。
パカッと。
紙パックの容量は小さめ。
オレンジ色のゴミストッパーを紙パックに装着して…
本体のガイドに沿って差し込みます。
繰り返し使えるダストバッグも付属していますので、紙パックを切らしてしまった場合でも使うことができます。
屋内・車内での使用感
各モードの比較です。
標準
音は静かですが吸引力はあまり強くないため、標準というか「弱」のような印象です。
1円硬貨程度の重さなら吸い込みますので、フローリングのホコリやゴミ程度なら大丈夫です。
駆動時間は最も長いですが、使う場所を選びます。
強
音が大きくなりますが、比例して吸引力も力強くなります。
ストレートパイプを装着した状態でも100円硬貨を吸い込みました。
普段はこれで使用しています。
スイッチを入れると「強」からスタートするので、実質はこれが標準のように思えます。
パワフルモード
スイッチを押し続けている間のみ作動し、吸引力はかなり強いです。
500円硬貨のような重い物も余裕で吸い込みます。
ただ、押し続けながら動かすのは意外と大変なので、使用頻度は低いです。
排気
排気は本体左右のスリットから排出されますが、排出量が小さいのでほとんど気になりません。
屋内清掃
充電式クリーナーが効果的に使えるのは、やっぱりフローリングや階段です。
特に階段の作業性は抜群。
重い掃除機を持つ必要がないので女性やお年寄りにも最適です。
車内清掃
子供が車内を汚すので車内清掃でも活躍します。
フロアマットの汚れが酷い時は、取り外して大きな粒子を落としてから、本体ノズルで直接吸うのがポイント。
隙間やシート下などノズルが入らない場所は、オプションのフレキシブルホースが役立ちます。
付属の隙間用ノズルとの組み合わせた状態。
汚れやすいアクセル付近なども効果的に掃除できます。
バッテリーの持ちは、フル充電で軽自動車(N-WGN)とミニバン(ステップワゴン)を「強」で使用してちょうど終わりました。
大型クラスのミニバンでも一回の充電で持ちそうです。
まとめ
軽量・コードレスを活かした充電式クリーナーは、使い方次第で日常の掃除負担を大きく軽減してくれます。
特に階段や車内清掃では、軽量&コードレスの良さが最大限に活かせます。
良い点
・約1kgと軽量なので女性やお年寄りでも扱いやすい
・吸引力は意外と強い(「強」の場合)
注意したい点
・「普通」はフローリング向けの吸引力なので、車内清掃なら「強」でないとほとんど吸い込まない
・紙パック式はゴミ捨てが楽な反面、容量が小さくカプセル式よりも吸引力が少し劣る印象
充電式クリーナーは一度使ってみると、その手軽さから掃除も億劫にならなくなりますよ。