FH-9300DVSの特徴であるスマートフォンコネクト。
「Apple Car Play」機能についてまとめました。
FH-9300DVSと接続
Apple Car Playの起動には、FH-9300DVSとiPhoneを有線接続します。
接続すると、自動認識されて下記のようなホーム画面に変わります。
(※iOS10.3での確認。表示されるアプリは端末により若干異なります。)
機能が限られたメインメニューは非常にシンプル。
Apple Car Play起動中は、FH-9300DVSのホーム画面にアイコンが表示されますので、ここで切り替えることができます。
基本機能
ハンズフリー電話機能は、付属のマイクを使用します。
iPhoneに登録された電話帳やキーパッド、Siriを使用して電話をかけることができます。
ミュージックやPodcastをナビのバックグラウンド再生することもできます。
再生中に本体操作キーの中央にあるホームボタンを押すと、FH-9300DVS側での再生画面に切り替わります。
ナビ機能
マップを選択するとナビ機能が利用できます。
目的地をタップするとジャンル選択となりますが項目が限られているので、その他の場所はiPhoneで直接検索します。
iPhoneで目的地を探して経路を選択すると…
FH-9300DVS側にも表示されます。
有料道路の使用有無はiPhoneで設定。
出発をタップすると案内を開始します。
案内の基本レイアウトは左側1/3が詳細表示で残りが地図表示。
交差点拡大表示や分岐表示といった別画面は無く、地図上で拡大・縮小を自動切り替えで行うのみです。
案内中、iPhone側は簡易表示に切り替わります。
高速道路上でもハイウェイモードなどの表示は無く、一般道と変わらないまま。
トンネル内ではGPS測位が停止しますが進行方向に向かって少しずつ進み、トンネルを抜けると復帰します。
ジャンクションなどの分岐は進行方向の表示のみで、少し分かりくいです。
まとめ
Apple Car Playは自動車での操作に特化しているので、シンプルなインターフェースやSiriでの操作は簡単です。
ナビ機能については実用レベルではありますが、国内ナビの水準と比較してしまうと、どうしても地図の情報量や案内表示の乏しさが気になってしまいます。
良い点
・シンプルなインターフェースは見やすく操作しやすい
・ミュージックやPodcastのオーディオ類は便利
注意したい点
・地図の情報量や案内表示の少なさ
・FH-9300DVSとは有線接続のみ
マップやナビ機能は今後も改善されていきますので、より使いやすくなると思います。