FH-9300DVSの特徴であるスマートフォンコネクト。
「Android Auto」機能についてまとめました。
FH-9300DVSと接続
Android Autoは、Android 5.0(Lollipop)以降を搭載したスマートフォンに対応しています。
利用には専用アプリが必要なので、Google Playからダウンロードしておきます。
FH-9300DVSとスマートフォンを有線接続し、Android Autoのアイコンをタップすると起動します。
基本機能
マテリアルデザインのシンプルなホーム画面。
下側にアイコンが並びます。
接続したマイクを使用してのハンズフリー通話。
ミュージックでは「Google Play Music」が再生可能です。
FH-9300DVS側でCDやラジオのバックグラウンド再生も可能です。
Android Autoの起動中は、FH-9300DVSのホーム画面にアイコンが表示されますので、ここで切り替えが可能です。
ナビ機能
当然ですが、ナビ機能ではGoogleマップを使用します。
ルート条件は有料道路・高速道路・フェリー使用有無が指定可能です。
各ルートでの距離・所要時間が表示されます。
交通情報の表示有無も指定できます。
VICSはタイムラグや道路のビーコン設置有無で情報量が変わりますが、Googleマップではユーザーから送信される位置や速度情報を元に、リアタイムにマップへ反映させているそうです。
メニューや音声操作で周辺検索もOK。
高速道路上の表示は一般道と同じです。
ジャンクション分岐では案内・方向が表示されますので分かりやすいです。
Apple Car Play、Android Autoともに、音声ガイダンスと音楽のボリュームは個別に設定可能です。
Android Autoのもう一つの特徴として、スマートフォン単体でも使用ができることです。
市販のスマートフォンホルダーを使用すれば、手持ちのスマートフォンをナビとして利用できます。
画面サイズが5インチ以上のスマートフォンであれば、視認性も良いです。
豊富な情報や高い地図精度、航空写真を駆使した地図表示もGoogleマップならでは。
まとめ
Googleマップを利用しているため情報量や地図精度は十分です。
ナビ専用機と比較すると画面表示や音声案内が非常にシンプルなので、多少の慣れは必要かもしれませんが、普段よりGoogleマップを使用していれば違和感なく使えます。
気になった点としては、道幅が狭い道路も案内ルートにかなり織り込んでくるので注意が必要です。
良い点
・Googleマップの豊富な情報量と地図精度
・渋滞情報が利用可能
注意したい点
・画面表示、音声案内表示はシンプルなので慣れが必要
・案内ルートにクセがあることも
Android Autoはアプリ単体・車載機連動の両方で使用できるのもメリットです。