ビートソニックからS660専用スタンド「QBD32」が発売されています。
これにアタッチメントを装着することで、スマートフォンやポータブルナビなどを固定することができます。
2DINオーディオスペースを持たないS660には非常に便利なものではありますが、スタンドとホルダーを組み合わせると結構な金額になってしまうのがネックです。
そこで、ホームセンターの金具を使用してスタンドを自作してみました。
Q-Banキットと組み合わせ
ベースとなるスタンドは、ホームセンターで販売されている金具を組み合わせます。
固定はM3のボルト。
先端には「QBL6」を取り付け。
QBL6は両面テープのみでも固定できますが、重さによっては穴を空けてボルト固定する方が良いです。
ポータブルナビ側に合うアタッチメントを取り付け。
スタンドとソフトパッドが干渉する部分にはエプトシーラーを使用。
QBL6だと200g程度(スマートフォンや5インチのゴリラ、バッテリー非内蔵の7インチナビ)が限度で、それ以上の重量ですと揺れがひどくなってしまいます。
大きなものを固定するにはQBL5を使用するのが良さそうです。
スマートフォン用ホルダーを組み合わせ
スマートフォン用ホルダーは、Seriaで見つけたものを使用。
可動部がボールジョイントなので角度調整が自由にでき、使い勝手が良いです。
分解してボールジョイント部分を台座から切断。
スタンドに合わせて穴あけ。
切断部や穴あけで表面に傷が付くので、#600→#1000で仕上げて、コンパウンドで磨いています。
ボルトで固定して完成。
取り付けた状態。
スマートフォンをセット。
こちらもソフトパッドとの干渉部分にはエプトシーラーを貼り付け。
ボールジョイントなので、縦・横の固定や微調整も簡単です。
まとめ
Q-Banキットを使用すると制作費は上がりますが、豊富なアタッチメントで汎用性が高くなります。
一方、100円ショップのホルダーを使用すれば、材料費は約500円と安価に製作することが可能です。
スタンドを工夫すれば、QBD32のように純正ドリンクホルダーとの共存も可能かと。