後方視認性の悪いS660は左後方がほとんど見えません。
サイドミラーだけでは死角が大きいため補助カメラを設置しました。
AUTO-VOX リアカメラ
リアカメラの映像をモニターに常時表示させて、後方確認できるようにします。
使用するカメラはAUTO-VOXのリアカメラ「CAM6」
円筒のカメラ形状から設置の自由度が高く、価格も安いことから使ってみることにしました。
付属品はカメラ本体と接続コード(6m)
カメラの直径は1円玉程度の小型タイプ。
コネクタは細身で引き込み時の作業性が良いです。
上下の角度調整はブラケットを曲げて、左右はカメラを回転させて行います。
上下は数回の調整であれば問題ありませんが、何度も繰り返せば金属疲労で折れてしまうので注意が必要です。
両面テープは3M製が前後に貼られています。
CAM6はリアカメラ専用のため鏡像固定となりますが、ガイドラインはスイッチで有無が選べます。
スイッチ操作の後、電源を入れ直すことで切り替わります。
日本語の説明書が同封されていました。
配線は通常のリアカメラと同様で電源とアースの接続のみ。
アクセサリーに接続すれば常時表示が可能です。
3.5インチ小型モニター
3.5インチの小型モニターも一緒に購入しました。
本体の他に固定用のブラケットが2種類同梱されています。
説明書は英語と中国語のみで、接続用の資料も付属していません。
画面は非光沢タイプで保護シールが貼られていました。
背面のボタンで画質調整ができます。
映像入力は2系統でAV1入力が黄色で常時表示、AV2は映像信号入力で切り替わるバックカメラ連動用です。
電源は赤色コードをアクセサリー電源に、黒色コードをアースに接続します。
付属のスタンドを使用した状態。
スタンドや本体など全体的な質感は値段相応ですが、余計な装飾が無い分シンプルとも言えます。
カメラの設置
リアカメラ本来の設置イメージ。
ブラケットがナンバープレートのボルトに合わせたU字形状になっていますので、バンパーに貼り付けるだけで固定ができます。
また、予め角度がついているので上下は微調整のみです。
今回はリアカメラではなくサイド用カメラとして車内に取り付けます。
まずは不要なブラケットを取り外します。
ブラケットはリングを挟み込む構造でカメラに固定されているので、簡単に取り外しができます。
台座が必要ですが、過去に購入したpivotのレバー用スペーサーが余っていたので流用します。
両面テープでスペーサーとカメラを固定しました。
サイドミラーには横のクルマがほとんど映っていないですが、カメラにはしっかりとクルマが映っています。
左後方の死角部分が見えるようになりました。
夜間の視認性も問題なく、サイドミラーでは見えないような暗さでも映っています。
まとめ
カメラの仕様書には対角画角170°とありますが、実際にデータシステムのリアビューカメラ(水平画角140°)と比較すると視野角が狭いため、水平画角は120°前後と思われます。
3.5インチモニターはドライバーとの近い距離に設置すれば、視認性は悪くありません。(助手席Aピラー付近に設置する場合は4.3~5インチにしないと小さくて見にくいかも)
画素数は320×240と高画質ではありませんが、確認用としては十分なものです。
耐久性は今後の経過確認となりますが、カメラとモニターを組み合わせても5,000円以下で揃えられるのは大きな魅力です。