S660にスマートフォン用ホルダーを取付けました。
カーメイト・スマートフォン・ホルダー
S660専用設計品としてはビートソニックの「QBD32」が定番ですが、より上部に取り付けられるホルダーとして、エアコン吹き出し口固定用の、カーメイト「スマホルダー クイック AC取付け カーボン調 BLACK EDITION」を選択。
同モデルでは先に、ブラックメタリックとレッドメタリックが発売されていましたが、今回のブラックエディションはメッキ部分が変更されています。
エアコン吹き出し口への取付けなので、ほとんどの車種に適合しますが、フィン形状によっては装着不可の場合もあります。
同梱品一式。
側面と中央にカーボン調のデザイン。
ホルダーのボールジョイントとアームの回転を組み合わせることで、広範囲の可動・調整ができます。
ホルダー部分はゴム製で片側がスプリング可動します。
固定方法は、スマートフォンを非可動側に押し当てて、可動側に押し込みます。
ホルダー幅の調整は中央下のロック解除ボタンを押して広げます。
ホールド可能なサイズは、幅55~88mm・重量220g以下とあります。
6インチ級のスマートフォンは本体が200g前後なので、ギリギリといったところでしょうか。
アームの回転と角度は、ジョイント部分を緩めて調整します。
ツマミ形状が工夫されていて回しやすいです。
エアコン・フィンへの固定クリップはダイヤル調整タイプ。
ダイヤルを回すと白色のツメが可動します。
この調整機能により、エアコン・フィンの幅や取り付け位置に対して隙間なく、確実に固定することができます。
スマートフォン・ホルダーを取り付け
S660に取り付けてみました。
メーターフード側面のカーボン調デザインとホルダーが合っています。
正面から。
S660はエアコン吹き出し口が傾斜していて、フィンも3枚しかありませんでしたが、固定できました。
中央のフィンにクリップ・付属のクッションでセンターパネルに固定しました。
ダイヤル調整でフィンに締め付けているので、グラつきは一切ありません。
角度を調整してホルダーが奥になるように。
また、クリップを下向きにすれば、上段のフィンにも固定できました。
この固定方法だと、約20mm奥側に移動します。
この状態でもガタつきは無いですが、下側のクッションをもう少しセンターパネル側に密着させるとより安定します。
スマートフォンを固定するときは、下側(非可動部)を先に入れて、上側(可動部)に押し込みます。
スマートフォンの固定時のサイズ比較
手持ちの端末で試してみました。
ZenFone Max Pro M2(6.3インチ)縦向き固定
端末が大きいので、エアコン表示が隠れてしまいます。
もう少し下側を固定すればエアコン表示は見えますが、振動で端末が不安定になります。
ZenFone Max Pro M2(6.3インチ)横向き固定
6インチ超の大画面はナビに最適で、視線移動も少なく実用的です。
iPhone(4.7インチ)縦向き固定
エアコン表示が隠れず、端末も安定しています。
iPhone(4.7インチ)横向き固定
固定位置が高く運転席とホルダーの距離が近いため、見難さは感じませんでした。
iPhone(4インチ)横向き固定
端末が小さいので圧迫感は一番少ないですが、画面が小さいのでナビアプリは少し見難いです。
走行時の揺れは小さい
一番大きくて重いZenFone Max Pro M2を取り付けて走ってみました。
ケースまで含めた重量は約200gですが、走行時の揺れは最小限に抑えられている印象です。
凸凹のある道路でも、揺れ幅はあまり変わらない感じでした。
本体のダイヤル固定に加えて、アームとホルダーの締まりがキツく出来ていることが、全体の安定感につながっているようです。
また、ホルダーからスマートフォンが落下するような事もありませんでした。
まとめ
スマートフォンを固定しない時の見た目も考慮して選びましたが、S660は既存のカーボン調パーツと調和しています。
ダイヤル調整式クリップは、エアコン吹き出し口に確実に固定できますし、固定もワンタッチで扱いやすいです。
ネックは価格が高めなことですが、デザイン・機能を考慮すれば納得できる優れたホルダーであると思います。