クルマでの音楽再生としてBluetoothは定着していますが、純正や古いタイプのカーオーディオにはBluetooth機能が内蔵されていないことも。
こうしたカーオーディオにAUX端子があれば、Bluetoothで接続することができるレシーバーを取り付けました。
AUX端子付カーオーディオをワイヤレス化
購入したのは、AUX付カーオーディオにBluetooth接続ができる、エレコム「Bluetoothオーディオレシーバー」
本体とカーオーディオと接続するための3.5mmステレオミニジャックケーブルが付属。
主な特徴は下記の通りです。
・対応コーデック SBC/AAC(自動選択),SCMS-T(コンテンツ保護方式)対応
・2.4Aの充電用USB装備
・トラックでも使える12V/24V両対応
コーデック(圧縮方式)は、標準的なSBCとiOS標準のAACを採用しており、接続機器に合わせて自動選択してくれます。
AACはiPhoneなどのiOSデバイスや対応製品であれば、タイムラグ・高音域劣化が少ないので、より高音質で聴くことができます。
本体前面左からLEDインジゲータ、AUX出力、USB充電ポートを装備しています。
スイッチ類はありません。
取り付けはアクセサリーソケットに挿し込むだけ。
純正オーディオに接続してワイヤレス化
S660に装着してみました。
S660(β)に標準装備されている純正オーディオにはBluetooth機能は無いですが、AUX端子は装備されています。
アクセサリーソケットに本体を差し込み、付属のオーディオケーブルを接続。
両方が併設されているのでコンパクトにまとまりました。
電源はクルマと連動するためON・OFFが不要で、一度ペアリングすれば次回からは自動で接続してくれます。
ペアリングは再生側で検索して「ACR11」で接続。
イルミネーションはインジゲータが青、USB充電ポートが赤で光ります。
付属のコードでは頼り無い感じなので、両側がL字のOFCケーブルに交換。
入力側もL字にするとカバーが下がるので端子が隠せます。
ケーブルは束ねれば問題ないですが、気になるようであれば短いものも販売されています。
音質については、Bluetooth・AUX接続を考慮すれば十分クリアなもの。
ノイズは気になりませんでしたが、クルマの環境によっては電源などからノイズを拾う場合もあります。(ノイズフィルターを使用すれば解決することもあります)
まとめ
AUX端子が装備されていればオーディオ本体を交換することなく、低コストで手軽にBluetooth接続を追加することができます。
ケーブルレス化や自動再接続は快適そのものです。
また、営業車やレンタカーなどオーディオ環境が固定されてしまっている場合にも、手持ちのオーディオデバイスを活用できるのもメリットです。