CASIOのスタンダードデジタル腕時計「F-91W」
仕事ではアナログモデルを使っていますが、デジタルも抑えておきたく定番のベストセラーモデルを選びました。
このスタンダード腕時計シリーズは、低価格ながら実用性が高く「チープカシオ」や「チプカシ」の愛称で親しまれています。
実はワールドワイドモデル
F-91Wの発売は1991年と古いですが、安価、堅牢さ、信頼性などが世界中で評価され、今までに膨大な量が販売されています。
意外にも日本で発売されたのは2013年と最近です。日本モデルは「F-91W-1JF」の一種類ですが、世界中にはカラーバリエーションモデルが多数存在しています。
今回購入したのは海外モデルのゴールドタイプ「F-91W-G9」で、日本モデルとの違いは、液晶、文字、ボタンがゴールドになっています。
薄くて軽い
80年代スタイルのデジタルウォッチは、見る人の年代によって、新鮮さや懐かしさが感じられると思います。
海外では「地味な傑作」と称されているそうです。
重量は20g・ケース厚は9.5mmと、着けている事を忘れるほどの軽さです。
また、ケースが薄いので袖が引っかかることもありません。
詳細はCASIOホームページで確認できます。
樹脂バンドは細身で止め具もプラスチックです。
バンド長さは意外と短めです。
穴は12個空いていますが、私の場合は8個目でした。手首が太い方はギリギリかもしれません。
必要な機能を凝縮
電池は公称で7年間とソーラーバッテリーが不要なほどの長寿命です。
しかも、この薄さの中に日常生活防水・アラーム・ストップウォッチ機能が凝縮されています。
アラーム
24時間の範囲で分単位で設定可能です。
ビープ音は20秒間鳴ります。
ストップウォッチ
1/100秒単位で59分59.99秒まで計測可能です。
通常計測に加えて、ラップタイム(途中経過時間)の計測、1 着・2 着同時計測ができます。
イルミネーション
液晶の端がぼんやりと蛍のように光ります。
視認性はイマイチですが、真っ暗闇で見ることはあまり無いと思いますので、機能としてはこれで十分かと。
まとめ
2本とも実売価格2,000円以下で購入しました。
安くても「CASIO」ブランドを冠しているため、時計としての機能は問題なく、安心して使えます。
良い点
・軽い、薄い、安い、丈夫、電池持ちが長い
・80年代スタイルのデザイン
・アラーム、ストップウォッチ、イルミ付き
注意したい点
・質感は価格相応
・ベルトが少し短め
安くて良い物を具現化したような製品で、何とも不思議な魅力を持った時計です。