CASIO「OCEANUS(オシアナス)」のバンド調整をやってみました。
調整したのは、3針デイトアナログモデル(OCW-T150-1AJF)です。
バンド調整手順
バンドは「Cリング式」のため専用工具を使いますが、ネットや100円ショップ(300円でした)で購入することができます。
ハンマー・押し出しピン(φ0.8、φ0.9)・作業台の3点がセットになっています。
調整台の上にバンドの↓側を上にしてセットします。
(下側からピンが押し出されてきますので、作業台の穴の上にピン位置がくるように置きます)
φ0.8の押し出しピンをハンマーを使って押し出していきます。
叩き方のコツとしては、一度に押し出そうとせず、徐々に押し出すように軽めにコンコンコン…と。
ピンを抜いた状態
○の部分にCリングが埋め込まれています。
このCリングとピンとの間に生じる摩擦力で保持する構造です。
Cリングは非常に小さい部品なので、紛失しないように注意が必要です。
次のコマも同じようにピンを抜きます。
調整分だけコマを抜き取ります。
全体の構造はこんな感じ。
バンドを調整したら逆側からピンを挿入します。
この時、Cリングを落としたり付け忘れないように注意します。
ハンマーで少しずつ押し込んでいきます。
最後に他のピンと同じ位置まで押し込んで微調整。
これで完了です。
少しコツが必要かと思いますが、手順を確認しながら行えば自分で調整することも十分可能です。
特にネットで購入した場合などは、調整が必要になることが多いので工具は揃えておくと便利です。