トミカ・プレミアムNo.18はホンダ「S2000 TYPE S」
レギュラートミカでは過去にベースモデルがラインナップされていましたが、プレミアムシリーズでハイディテール化された「TYPE S」が復活しました。
ホンダ・S2000 TYPE S
本田技研工業創立50周年モデルとして発売されたS2000は、1999年4月から2009年8月まで10年間にわたり生産されました。
オープンカーでありながら、リアル・スポーツカーとしての性能を実現するためにクローズドボディと同等以上の剛性を確保。また駆動方式はS800以来となるFRを29年ぶりに採用したのも特徴でした。
車名にもなった排気量は、当初2000ccでしたが2005年のマイナーチェンジで2200ccに引き上げられています。
トミカ・プレミアムのモデルとなった「TYPE S」は、2007年10月のマイナーチェンジ時に設定されたモデルです
専用パーツの採用によりベースよりも空力・操舵安定性を高めています。
ボディカラーはムーンロックメタリック。
内装はTYPE S専用のブラック/イエローが再現されています。
クリアパーツ化されたヘッドライトは精悍な表情です。
オープンカーということもあり、専用のチタン製シフトノブが塗装されています。
リアスポイラーが厚いため実車と比べると軽快感は希薄ですが、形状からは雰囲気が感じ取れます。
テールレンズや細部は印刷できれいに仕上がっています。
トミカ・S2000を改造
オープンカーなので、内装を中心に改造をしてみました。
外装ではフロントスポイラーとフロントガラスのモールをブラック塗装で修正。
内装はパーツがツヤツヤだったので、つや消しで再塗装。
シートカラーの発色を良くするため、ベースにホワイトサフを吹いてから筆塗りをしています。
実はレッド/ブラックの内装色の組み合わせは、ムーンロックメタリックだと設定はありません。
ですが、レッド内装はS2000に似合うので…塗ってみました。
実車はこのようにスポーティ感と華やかさが融合された大人の雰囲気。
プレリュードのTYPE Sにもレッド内装が設定されていました。
リアは完成度が高いので特に手を加えていません。
ホイール形状は小さいながらも良くできています。
色は実車だとガンメタリックでした。
こうして見ると、S2000は今でも魅力的なスポーツカーに感じます。
過去にはレギュラーモデルで発売されたS2000ですが、プレミアムモデルとして最終モデルが復活したのは嬉しい限りです。
細部の仕上がりはプレミアムらしく仕上がっているので、そのままでも十分にカッコ良いです。